ワタクシにとって、間もなく「今年最大級の旅」がやって来る。
出発までのカウントダウンももう始まった。
ワクワクは止まらないが、
完全にスケジュールの内容が決まったわけでもない。
今回の東北帰省3週間の旅、
決まっているのはホテル泊の11泊とその日のスケジュール、
街中のコインパーキング泊の3泊とその日のスケジュールのみ。
車中泊の7泊は、おおよそでは決まっているものの、煮詰めて完璧…とまではまだ言えない。
ちなみにワタクシは「行き当たりばったり」の旅はしない。
というのも、「旅」というのは行きたい所へ行くからこそ旅なのであり、その行きたい所には必ず優先順位がつくと思う。
ましてやそこがお店の場合、定休日や営業時間も有るわけで、それを調べないで出掛けていって「何さ、やってないじゃん!!」とかは自業自得なわけだ。
根本的に、
「汗水流して働いて得た大事なお金」はワタクシの場合、旅の旅費であったり欲しい物の購入に遣われる。
その本番で「しくじり」とか、そもそもが有り得ない行為なのだ。
だから、行き当たりばったりの旅になんて絶対に出掛けない。
せっかくの旅、せっかくのお金を後悔すること無く、自身の記憶に大事に刻み込めるような時間の過ごし方…
それをワタクシは永遠に追い求めている。
ではワタクシが考える車中泊について語りたい。
今現在、59になったワタクシの車中泊は26の時に始まった。
最初の車はTOYOTA マークIIバン。
2列目からはフルフラットシートにして、登山用のマットを敷いてシュラフで就寝。
スペースの半分は荷物置き場と煮炊きのスペース、
もう半分は寝る場所。
ソロならば乗用車のバンタイプも良いとは思うが、2人ではまず無理がある。
それは軽自動車の車中泊も同じで、最終的には勧められないサイズ感だ。
ちなみに20代の頃は渓流釣りの前泊が多かったので、林道にはほぼ人も車もおらず、窓をカーテンで塞ぐ…ということは無かった。
幽霊なんていう意識すらも無かった。
今は時代的に車中泊をする人が増えてしまい、なかなか無防備ではいられなくなったけどね(笑)
それ以降、車はどんどんと車中泊向けに変遷を遂げ、ワタクシの車歴史は以下の通り↓となる。
日産 バネットセレナ
三菱 デリカスペースギア
フォード スペクトロン
三菱 デリカスペースギア
三菱 デリカスターライトワゴン
三菱 デリカD5
HONDA フィットシャトル1300
HONDA アクティ
HONDA N-VAN
そして今現在のTOYOTAハイエースバンに至る。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240321/07/koganechan-futaba/64/53/j/o1080081015415577389.jpg?caw=800)
車中泊なんてもんはやってみれば分かるが、ただ純粋に行きたいところへ向かって走り、眠たくなったらどこかで仮眠…というのがイロハのイだ。
それから人はどんどん強欲になり、より広い車内空間や便利さを求めていく(笑)
軽自動車で夫婦並んで寝るのも良いけれど、結局は狭いんだよ。
そして考えてもみて!!
寝ている間、そのスペースは2人の寝床に支配されるわけで、じゃあそれまで積んでいた荷物や買ったお土産はどこに置くの?と。
いきなり雨に降られたら、濡れながら荷物の移動をするわけ?
そうなのだ、我が家の(アクティやN-VANの)場合はいちいち運転席と助手席に全ての荷物を移動させなければいけなかった。
それが狭い軽自動車バンのネック。
乗用車ワゴンのフィットシャトルの(フルフラットにした状態の)後部座席などは、終始「首を曲げていなければならない天井の高さ」なので、あの頃はストレスMAX。
ソロならばまだしも、大人2人では無理があるのだ。
だからの…行き着いた所は究極の最終形態・TOYOTAハイエースバン。
これで今後一生、車の買い替えはしなくて済むだろうし、今更3ナンバーや5ナンバーのワゴン車に乗るメリットも感じられない。
何しろ30万kmでも50万kmでも走れるからね。
それに、2年に一度の車検整備よりも、毎年車検のほうがマイナス面の発見が早い。
これは4ナンバーの車に乗ってみれば明らかに分かる。
まあ考え方も価値観も人それぞれだけれど、ハイエースの場合、3ナンバー(2年車検)よりも4ナンバー(毎年車検)のほうが長持ちするのはそのせいだと思う。
それでは今回、一番記事にしたいのが次からの項目。
旅の予定の組み方について。
ちなみに、
買い物はここでしたい!!
とか、
晩ごはんはここで食べたい!!
とか有る人はそれほど気にせず、
全くの白紙プランの人だけ参考にして下さい。
まず、その日の車中泊、晩ごはんは外食にするのか、それとも車の中で食べるのか…そこが1つ目の分岐点。
まあ外食するにしてもどこかかしらのスーパーには買い物に寄りたいと思うので、先に決めるのは買い物先のスーパーをどこにするか。
今回はGoogleマップにて、青森県弘前市を参考例にしてみた。
ローカルネタなので分からない人も多いとは思うが、まずはこの画像を見て欲しい↓
弘前市は青森県第三の都市なので、街はそれなりにデカい。
スーパーも多い。
多いんだけれど、その内容はもう地元資本の会社じゃない店ばっかり。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240321/08/koganechan-futaba/0c/a7/p/o0564108015415583215.png?caw=800)
ユニバースは八戸のスーパー、
イトクは秋田のスーパー、
それ以外はほぼ全国展開のスーパー。
昨年までは弘前市に本社を置く「佐藤長」(さとちょう)というローカルチェーン店がワタクシのお気に入りだったが、残念ながら倒産。
そしてその倒産した店舗は全国チェーンのTRIALになってしまった。
このスーパーの件に関して何が一番言いたいかというと、
津軽に来たなら津軽のモノ食べれ!!
ということ。
津軽に限らずそれは秋田でも岩手でも同じことが言える。
地域を昔から網羅してきたローカルスーパーチェーンは、その土地のものをメインで扱っている。
まあ車の中で食べる…という前提で言うならば、次の物が頭に浮かぶだろう。
刺身
瓶詰めの珍味
ハム・ソーセージ
豆腐
納豆
漬物
ローカルなタレや醤油
ローカルなジュース
ローカルなお惣菜
日本酒
弘前といえば美味い日本酒。
ローカルなお惣菜はイガメンチを筆頭にねぶた漬け他色々。
漬物の種類もかなり多い。
昔から雪の多い内陸部なだけに、保存の効く瓶詰め製品も種類が多い。
それは海の物も山の物も。
いわゆる山海の珍味だ。
ましてや津軽といえば「工藤パン」の「イギリストースト」は欠かせない。
リンゴ100%の搾りたてジュースは、ワタクシ的に1リッター紙パックのもので300円が1つの目安。
観光地や道の駅ではかなり高いので、買い物はローカルスーパーで買うのがオススメである。
その2へつづく