来月の東北帰省に関して、ちょっとだけ「金」の話を。


「金」と言っても旅行費用云々ではなく、行きと帰りのフェリー代の話ね。


まあぶっちゃけ、


浮かせられるものなら幾らでも浮かせたいのが交通費。


基本、「旅人」のワタクシは余程の事が無い限り、高速道路なんてモンは使わない。


急がなきゃいけない時は問答無用で使うけれど、普段は下道を走り、その土地を垣間見たいからね。




が、


今回のお話はフェリー代の事さね。


というのも、


釧路に住むワタクシが実家の在る秋田に帰る場合、そりゃ問答無用で新日本海フェリーを使うわね。


何せ苫小牧〜秋田をダイレクトで結ぶし、


片道に11時間も掛かるけれども、車1台とドライバー1人で大体20000円くらい。


ワタクシがサラリーマンだった2016年までなら、往復割引を適用すれば片道19000円くらいで済んだ。


その時、苫小牧〜八戸間を結ぶ片道7時間のシルバーフェリーは、なんと片道26000円。


近いクセにさぁ、シルバーフェリーは高いのよ。


新日本海フェリーとの差額が片道6000円ということは、往復で12000円。


12000円もあったら、1週間くらい1人で暮らせるじゃん(笑)


↑独身目線ならばね。







で、


今回のお悩みは何かというと…


釧路からHONDA N-VAN(←軽自動車)で行くべきか、


TOYOTA ハイエースVAN(←商用車)で行くべきか、


そこが悩みなのよ。







まず車の全長がそもそも違う。


N-VAN 全長 3395cm


ハイエース 全長 4695cm




これをフェリー代で比べてみると…


往路》》》 苫小牧→秋田 


N-VAN 17100円


ハイエース 21100円


※差額 4000円




復路》》》 八戸→苫小牧


N-VAN 22000円


ハイエース 28000円


※差額 6000円




すなわちN-VANで行くのとハイエースで行くのでは、差額が10000円も出るということ。


差額という点では、高速代も同じ。


東北では高速を使わない旅を予定しているワタクシだが、南北に広い新潟県だけは高速を使わなければヤバいほど移動時間が掛かってしまう。


同じ4ナンバーの車であっても、片や軽自動車、片や普通車。


当然、差額は出る。







何故こんなにも悩むのかというと、


新潟県の人気ラーメン店は駐車場がワヤなのである。


ワヤというのは、駐車場が狭いとか慢性的に混んでいるとかそういう意味。


なので新潟県のラーメン屋にはハイエースで行きたくない。


ましてや車幅もある為、ドアをぶつけられる可能性もある。


ワタクシの経験上、サラリーマン時代は三菱デリカD5で出張していたので、かなり懲りているのだ。


まあ新潟県のラーメン屋のレベルはかなり高いので、隣県の車は当然のこと、関東圏のナンバーも多い。


そこが東北エリアとは違う点だ。


常に人気店は混んでいる。


でも、美味いんだから混むのは仕方がない事だね。







ところが今回はキャンプ無しのスケジュールではあるが、


お土産は積んで行くし、東北各地のお土産を買って帰って来る。


だからYETIクーラーを積んで行かなければいけない。


青森では友と渓流釣りへも行くので、ウエーダーなどのかさばる荷物も積んで行かなければいけない、。


そう、


N-VANでは狭くて窮屈で車中泊もムリムリなのである。







気持ちはN-VAN、


でもそれだとストレス掛かりそう。


ハイエースは車中泊の理想形。


しかし交通費は掛かるし、人気ラーメン店巡りにはかなり邪魔なサイズ感。


痛し痒しなのである。







2人旅なら迷わずハイエース。

しかし今回はソロで3週間の旅。

ケチケチな性格のワタクシは、こういうところの踏ん切りがスパッとつかない小心者なのであ〜る。

嗚呼、困った…。