バイクや車で北海道から本州(東北)へ渡る手段はフェリーのみ。
パターンは幾つか有るが、第1回の今回はマニアックなルートで。
それが【津軽海峡フェリー】に乗って、函館港から青森県は下北半島にある大間港への最短ルートだ。
最短というのは、その距離感のこと。
ちなみに片道の所要時間は僅か1時間半。
たったの1時間半で北海道から青森県へと渡れてしまうのである。
サッサと上陸して、サッサと走り出したい人にはこのルートが一番のオススメ。
時刻表》》》
【通常期】…1日2往復
大間港に着いたらすぐ走り出したい人は函館発9:30の便、
大間港に着いたら夕焼けを眺めつつ大間港付近の民宿でゆっくり2食付きプランを満喫したい人は函館発16:00の便だろう。
【繁忙期】…1日3往復。
こちらも同様で、
走り出したい人は函館発9:30の便、
大間に泊まりたい人は函館発15:00の便、
函館発19:45の便はバイク向きではなく車向きといえるだろう。
21:45に大間港に着いても、むつ市まで1時間、青森市まで3時間、八戸市までも3時間掛かるので、ワタクシ的には意味不明な有り得ない便なのだ。
(これ↑はあくまでも旅人目線での話です)
料金》》》
たったの1時間半で着いてしまう為、このフェリーにおける席に関しては一番安い「スタンダード」で良いと思う。
ワタクシの場合は250ccのバイクで行く為、
大人旅客運賃(スタンダード)+バイク料金(750cc未満)の合計が支払額となる。
例としてA期間で算出するならば、
2320円+1670=3990円
が片道の支払額となる。
苫小牧から八戸や仙台、秋田へ行くフェリーに比べたら桁違いで安い!!
ただ、釧路から苫小牧港まで高速を使って4時間、
天馬街道経由で下道を走ったら5時間半。
函館となると、そこに更に5時間プラスしなければいけない。
道南圏や道央圏にお住まいの方ならばアリなコース。
でもワタクシのような道東に住んでいる人間にとっては、初日からフェリー乗り場へ走るだけで10時間も掛かる
諸行無常なコースでありフェリー
といえる。
まあ、旅好きで時間が何とでも自由になる「引退した人向け」の贅沢コースとも言えよう。
最高でしょう♪