6:33 酸ヶ湯温泉を出発。






最初の看板。

600m歩いたところで「あと3600m」の表示ですか。

のっけからカマしてくれますね。

長い道のりにヘナヘナ〜っとなってしまうワタクシ(泣)






何、この可愛らしい植物は!?






火山ガスで植物が死滅した一帯。

でもまあ、この程度の面積で済んでいるのは不幸中の幸いかと。

温泉地は大なり小なりこうですもんね。






登りの「あと3000m」はテンション下がります(笑)

有り難い看板なんだけど、ひねくれ者のワタクシには火に油…という感じ。

やる気を無くすのよ。






最初の登り、

1つ目の目安ポイントは「地獄湯の沢」のカーブ。

そこまで辿り着けば、ちょっとは気休めになるわけ。

あそこなら風もそよぐし。






まだだ〜。

逃げ出したいワタクシ。

本当にお前は登山が好きなのか?

自問自答しながら登るが、答えは出ず。






そしてやっと第一ポイントに到着しました。

ここで初めて腰を下ろして朝ごはんを戴きます。






青森だけに、工藤パンのイギリストースト。

コーヒークリームなんて出たのね。






この沢のあちら側が北八甲田、

こちら側は南八甲田。

良い風が吹いてくるんですが、朝だけに寒い風。

皆さん、よくもまあ半袖で登ること。

寒がりのワタクシ的には無理〜。






凄いガレ場。

こんなのが転がってきたら洒落にならんでしょ。






山の彼方には…弘前市?

平川市?

大鰐町?






時折青空が見える今日の天気。

雲の流れるスピードはすこぶる速いです。






大岳山頂まであと1600m。

まだそんなにあるの?という怒りが湧いてきます(笑)






これは一体どこから湧いてきた水?

まさか雪渓とか?

流石にもう無いでしょ。

ということは伏流水?

それとも池塘の水?






ともあれ「八甲田清水」の辺りから池塘があちこちに出現します。

この雰囲気が無茶苦茶良いんですよね~♪










そして遂に大岳の麓までやって来ました。

ここからはつづら折れの登山道をほぼ直登。

ワタクシは「死ぬ~!!」を連呼。






大岳山頂まであと900m。

ところがこの直登が半端ありません。






素敵な池塘。

魚は居そうで居ないという現実。






ヒョエ〜!!

何だ、この石ゴロゴロは…。






噴煙ではなく、雲。






鏡沼は相変わらずの美しさ♪

ここがワタクシの中では第2ポイントになります。










クレーター。

多分、これは元噴火口でしょ?






凄いな、この景色。

この道を作った人達を褒め称えたい。






いつの間にこんな祠を用意したの?






ワタクシ、

雲の中から山頂だけ頭を出している山の景色が好き。






そして10:40、遂に山頂到着。

ここまでかなり長い道のりでした。

大岳…標高1585m。

4時間10分、よくもまあ投げ出さずにここまで来たものです。