買い物帰りに立ち寄った益浦岬。

久し振りです。

この濃霧で強風という悪天候の今日の釧路。

益浦岬は果たしてどんな感じ?…という素朴な理由での寄り道でした。






ワタクシもあと2年もすれば60。

本日、自宅の階段を踏み外し、両手に荷物を持った状態で2段下の床に落ちました。

手に持っていた荷物(←ロードバイクのカーボンホイール1台分10万超え)が壊れやすい高額品だった為、それを庇って身体を痛打。

右足の親指からは爪が剥がれて血が流れ、

左脚は膝の皿を強打。

暫くは立ち上がることもできず、ただ痛い、痛いと呻くだけ。

奥さんもリビングから飛んできてくれましたが、

まあそういうことです。

身体機能がどんどん落ちてきている、それが現実的に起こる加齢なんだと思います。






北太平洋は荒れているねぇ~。






大荒れに荒れています。






そして、予てから益浦岬に建っている不思議なアートの建物。

人が住んでいるわけではなく、別荘的なアート作品なのでしょうか。

ワタクシが5年前に釧路へ移住してきた時からコツコツと作業が進んでいる感じです。






今回も久し振りにやって来ましたが、いつの間にか更に手が加えられていて、更にカッコ良くなってきています。

左側の画、ちょっと棟方志功っぽいタッチ。






父ちゃんの教え。

まさしくその通りだわ。

学ぶことと作ることはとても大事だと思います。

そして笑うことも考えることも大事。






町のハズレに不思議な存在感。

昔、青森県八戸市に住んでいた頃、地元の友達の誘いもあって「カローラ山荘」というところに何度か泊まりに行った事があります。

分からない人には分からなくて良いんです。

理解出来ない人からの理解は求めるべきではないし、

ワタクシ達は合う人と逢うべき。

合わない人とは会う必要は無いとワタクシは思うのです。






そのカローラ山荘、

正式には迦楼羅山荘といい、

八戸市田面木にある当時の精神病院・青南病院の千葉先生が立ち上げた施設で、患者のために芸術や美術を取り入れようとした建物でした。

先生は舞踏家との交流も深く、ここに日本全国から有名無名を問わず多くの舞踏関係者が集ってBBQをやることもあり、ワタクシもその時に誘われて何度か参加させて頂きました。

ワタクシの友(同級生)は八戸市民劇場の関係者であり、豊島和子先生の舞踏研究所(八戸市)との長いお付き合いもあって、よくあちこちのイベントに奔走していました。






カローラ山荘の敷地内には患者さんの作った石像なども沢山飾られており、それを敷地内に忍び込んだ不心得者達が勝手に悪い口コミ、心霊スポットだのと書き殴っていて同所の評判を落としました。

何なんだろう。

縁もゆかりも無い人間が勝手に人様の敷地に忍び込み、今や廃墟と化した敷地内の画像をネットに上げて悦に浸っている。

馬鹿を通り越して、

自らの不法侵入を棚上げして、赤の他人を足蹴にしているのは理解不能です。

多分、ヒトデナシなんでしょうね。






自分の知っていることだけを正当化しているようでは人間としての器は小さ過ぎるし、

赤の他人に刃物の切っ先を向けるべきではないと思うのです。

たかだか70年か80年の人生だもの、クダラナイことで有限の時間を過ごすのは勘弁ですな。

まあ、そういう連中はロクな死に方はしないでしょう。






良いねぇ~。

益浦岬に建つこの建物。

フリーアートの粋を感じます。






ちなみに、

中にはマトモな人も居ます。

こういう人が数少ないながらも居ることが、日本の「善」なのだと思いますね。