昨夜、ワタクシ達は(白老町)虎杖浜にある「ホテル桃苑」というラブホテルを目指し、

ひたすら強風と土砂降りの中、道央道を走り続けました。

奥さんは助手席でグースカ。

ワタクシはむんずとハンドルを握り、とにかく強風にハンドルを取られないよう決死の運転。



そうこうして、登別東インターを下りたのは午前0時半。

それから国道を苫小牧方面に進み、住宅街を左折して暗がりの夜道へと入っていきます。

こんな住宅街にラブホテル?

マジ?

最初に見えてきたのは廃墟となったラブホテルのコスモス。

間もなく民家数軒を挟んでホテル桃苑。

がしかし、電気が点いていない。

満室の「満」という文字も、

空室の「空」という文字も、

全く無点灯。

もしや、ここも潰れたのか?



何故ここへ来たのかというと、虎杖浜にあるラブホテルはその全てが虎杖浜温泉を引いていることにある。

ところがどんどん閉館してしまい、残すところは桃苑1つになってしまったのだ。



ワタクシがこの桃苑が営業していてGoogleマップのユーザーレビューが「超オススメ!! これで今どき5500円の宿泊代は安い」という書き込みがあったのは2019年のもの。

もしかすると…それ以降に閉館してしまったのかもしれない。



仕方なく、苫小牧市内まで走ることに気持ちを切り替える。

チェンジ オバマ!!の気持ちだ(←意味不明)



ワタクシ、

元来ラブホテルというものはとにかく寝れれば良いので、決して高級とか派手志向ではない。

だから、宿泊代が5000円以下のクオリティのホテルでも全然OK。

今までよく利用していたのはウトナイ湖の近くにある一泊3800円のホテル。

目印はモダ石油。

後は勝手に見つけてくれたまえ♪



で、やって来たのはそこではなく、市内某霊園の近くにある安いホテル。

まあ、これまで霊的な体験は何度もしているが、ラブホテルでは一度もない。

あ、一度だけ青森県階上町にある「ホテル赤い○」で、(冬季オリンピックで)荒川静香さんがイナバウワーを決めて金メダルを取った瞬間、出張で一人泊まり(←八戸市内のホテルがどこも取れなくて)ヘッドに寝そべるワタクシの前を、

すりガラス越しに風呂場の中を横切る人影を見たのが一度だけ。



今回は車がガレージに入らないので外に置き、

シャッターを下ろして階段を上り、






ドアを開けたら普通のお部屋。

別に変な雰囲気を感じるとかそういうことは皆無。

ましてや今回は函館を午後9時に出てここに午前1時半到着なので、4時間半の運転にはさすがのワタクシもクタクタでバタンキュー寸前。






浴槽はやはりすりガラスタイプでベッドルームからも見え、

とはいえジェットバスも付いていて申し分無し。

古さとこ汚さはご愛嬌だ。






ベッドルームから見たバスルーム↓

すりガラスなので中は見えない。






釧路にはファミマが無いので、ワタクシ3年振りにファミマでお買い物。

こんな時間でも腹は減るので、ファミマのカレーとソーセージを備え付けのレンジでチン♪

その頃、奥さんは先にベッドの中でグースカ(笑)

ワタクシだけソファーに座り、ムシャムシャ。






ところがだ!!

いきなりワタクシの背後にあるこのすりガラスを誰かが風呂場の中から叩くではないか!

ドンドンドンドンドン!!と5回。

その音はかなり大きい。

勿論、ワタクシはビックリして飛び上がり、ソファーから離れベッドの枕元側へ移動。

グースカ寝ていた奥さんも

「今の何!?」

と飛び起きる始末。

アレコレシカジカと説明するワタクシ。

固まる2人。



そして、その時のバスルーム(すりガラス)の画像がこちら↓

1枚目はスマホのストロボ無し、

2枚目はスマホのストロボ有り。

皆さんの目には何か見えますか?










いずれにせよ、そのすりガラスを叩く音はかなり大きく、尋常ではなかった。

ホテルの前は支笏湖へ行き来する道路なので交通量は深夜でもそれなりにある。

とはいえ、トラックのような重量級が来たからといってすりガラスが鳴ることなども一度も無く、鳴ったのはその一度きり。

奥さんに言わせれば午前2時丁度だったとのこと。

丑三つ時だから?

裏が霊園だから?

ともあれ、

ワタクシはこのように「自分で見ることは出来ない」が、よく「車のリアウインドウをドンドン叩かれたりはする」経験を良くするのでした。

まさかこういう過去の経験談を函館でしたその日の夜にこういう体験をするとは、ワタクシも随分難儀な人でございますわ。

シャンシャン。

(↓今やなかなか見ることも無くなったエアシューターw)






追記》》》

うちの奥さんも後でブログに書くそうなので、そちらも併せてご一読あれ。