第123回

それぞれ、名前は、忘れましたが、日清戦争と、日露戦争に、勝てたのも、この二人のおかげだと書かれていた本を読んだことがありました。吉田神社の神官は、岡山の黒住教の方だったと思います。

2・26以降、軍部が暴走して、こうした、天地に聞くという,易者や,神官が亡くなられ、

第二次世界大戦に敗戦したと、書いてあった本も,読みました。

 

どこまで真実であるかは、わかりませんが、ありえる話だと思いました。

 

昭和10年に、大本教の大弾圧があり、全国の大本教の教会が爆破されて.

いよいよ、軍部の暴走を止める人が無くなりました。

教団の幹部が大量に捕まり、京都大学出身の三代目教祖の出口日出麻呂さんが

拷問を受けて、ぼんやり暮らす写真が、哀れでした。

 

出口なおという方が、大本教の教祖です。元は金光教の綾部教会の教会長だった方で、

文盲だった筈なのに、「お筆先」を残されました。私が30歳の頃に、亀岡城の、この

大本教の博物館に一週間程通い、お筆先の本物を読ませて頂きました。

「建て替え、立て直し」というのが、内容でした。

 

日本には、神世の時代から、神仏に問いて、生きるというのが、伝統でしたが、

軍部は、どこかで、いつの間にか、暴走して、敗戦を招いてしまいました。

 

亀岡にも、綾部にも、大本教の信者らしき人の姿を見たことはありません。

とても不思議に思えました。

 

私は,なぜか、日本の色んな宗教が気になり、若い時に、

色々知らべたのですが、良く分からないことだらけです。