71回
岐阜県の山奥の県立商業科から、簿記検定1級の大量合格を出した先生です。
わずか40名の商業科ですが、半数以上が、簿記検定試験で、1級を取れたのです。
かなりの快挙です。たまたま本屋で、書籍を手に入れたのです。
当時は、既に、高校の教師を辞めて、全国を講演しておられました。
直ぐに、森先生を訪ねて、森先生のやられていた塾に参加させて頂きました。
本の中から、色んなことを質問して、それで気がついたのです。
高校で優秀でも、簿記検定試験で1級ですから、事務員になれるだけです。
税理士とか、公認会計士と違います。森先生は、やる気がある人は、
高校卒業後に、専門学校に行かせました。
その中から、税理士とか、公認会計士になれた人が出たのです。
森先生に、質問して、このことを聞いて、それだと思いました。
つまり、『京都大学とか、大阪大学に行かせるには、
既に実績のある進学高校に行かせて、その高校で、質問出来る子供達を育てたらいいのだ』と気が付いたのです。
個人塾では、限界があったのです。ここから、広学院が変わりました。
最初は、奈良の東大寺学園高校に行かそうとしましたが、わずか20名ほどの合格者です。
合計で10人行きました、9名が、京都大学に合格しました。これでは難し過ぎますので、
次に、京都の洛南高校を目標にしました。洛南には68名が行きました。その内の25名が、
京都大学に合格出来ました。大阪大学や、神戸大学や、大阪市立大学や、大阪府立大学にも
行けました。奈良の西大和学園には、女子を行かせました。
これも、京都大学や、大阪大学や、神戸大学や、大阪市立大学や、大阪府立大学に行けました。 全ては、やり方次第です。森先生には感謝しています。