第4回

 

筑波大学元教授の遠藤誉先生の実話小説「 チャーズ 」を紹介します。

「上」いう漢字に、「下」という漢字を、そのまま続けて、中国の漢字で、

チャーという漢字に、「子」を付けて、「チャーズ」と。読みます。

凄い本です。読んで感動しました。

 

遠藤誉先生のお父さんは、金光教の信者でした。

 

中国に、阿片中毒の患者が多いことに、心を傷めて、阿片中毒を和らげる薬を発明して、

 

中国に渡り、中国で生産しておられました。ほとんど無料で配布していた様です。

 

その為に、昭和20年に、終戦した筈なのに、共産党が、帰国を許さず、

 

中国に昭和27年まで、中国に、止め置かれたのです。

 

共産党の八路軍が、国民党軍を地方都市に閉じ込めて、誰も外に出さない、包囲網をやった中で、遠藤誉先生の家族も、食糧も、水も無い生活をさせられた実話を、

小説として、書かれました。その時の八路軍は、朝鮮戦争で、ほぼ戦死した様です。

 

金光教の信者だからこそ、阿片中毒の患者を助け様と考えて、薬も発明して、

中国に渡り、中国で生産して、しかも、無料で配布していた様です。

 

古本屋でも購入して、是非読んでみて下さい。