第235回

 

『老子』『墨子』も,紀元前の戦国時代の人だ。

 

「孔子」や「荘子」も戦国時代の自由な論争をしていた時代の人だ。

 

多分、紀元前221年頃だった、秦の始皇帝が独裁者になって、

 

焚書坑儒というそれまでに書かれた本を全て焼き払うということをした。

 

独裁者に取っつて,自分に都合の悪い書物を全て焼き払った。

 

そして,僅か20数年の後に秦も滅んだ。

 

紀元後に、漢が滅んだ後は、

 

「三国志演義」に書かれている様に、

 

魏。呉。蜀の3つの国で,お互いに殺し合いして、

 

国民の9割近くが殺されてしまったらしい。

 

この時に中華民族は断絶したという歴史学者もいる。

 

そして、北方から来た「金」という異民族に支配されてしまった。

 

その後も,「元」「清」と、いつも北方から来た異民族に支配されて来た。

 

中国の古典を読むと、中国の歴史はいつもこうした繰り返しだ。

(うら覚えも多いので、詳しくは、自分で調べて下さい。)