第100回
100回を記念して、私が、最も尊敬する日本人を紹介したい。
自分が、少年だった時に、父を亡くして、苦学のすえに、
東京大学の教授になり、おまけに、巨万の富を作って、
それを定年後、全て寄付してしまって、
悠々自適に、晩年を生きられた方だ。
本田清六という方で、「財産告白」という本を書かれた。
若い時に、収入の4分1を貯蓄して、倹約して、生活費を捻出した後、
「種金」として、証券投資をして、巨万の富を作った方だ。
例えば、東京の水は、多摩川の上流の森林を彼が買っていたお陰で、
今でも飲めている。日比谷公園を作った方でもある。
二宮尊徳と比べても、偉人だと思う。