コーガくんの研究室レポート０４
情報学部コンピュータ科学科
[分散アルゴリズム研究室]
KBS（KOGAKUIN BROADCASTING STATION）レポーターの
コーガくんが工学院大学の研究室を訪問する
「コーガくんの研究室レポート」
今回は、情報学部の分散アルゴリズム研究室に
ゴォーーーーッ！
っと迫ります。
セキュリティや安全性の課題をアルゴリズムで解決する！
コーガくん
ゴォーーー！ こんにちは！
学生Ａさん
あ、コーガくんだ
こんにちは！
てくてくてく…、ガンッ
学生Ｂさん
コーガくん、大丈夫？
研究室の中には入れないみたいだから外から見学してね
コーガくん
う、うん。
そうするね
学生Ａさん
気を取り直して、
せっかくコーガくんにきてもらったので研究室の紹介をするね！
学生Ｂさん
ここは、分散アルゴリズム研究室です。
2013年度に赴任した真鍋先生に指導してもらっています
真鍋先生
コーガくん、はじめまして！
コーガくん
はじめまして、真鍋先生
これ、先生におみやげです！（コーガくん人形をプレゼント）
真鍋先生
わー、くれるの？
ありがとう
コーガくん
真鍋先生がよろこんでくれた！
ところで先生、去年赴任されてきたと学生さんから聞いたんですが、
その前は、何をされてたんですか
真鍋先生
ＮＴＴという会社で基礎研究をしていました。
教育に興味を持ったので工学院大学に来ました！
コーガくん
そーなんですか
この研究室ではどんな研究をしているんですか？
真鍋先生
ネットワークを使うときにはいろんな人がいるでしょう？
例えば、自分勝手な処理をする人もいれば、実際は処理をしない人もいます。
みんなが平等にハッピーに使えるためには
どんな理論がいいのか考えるのが
この研究室の研究です。
コーガくん
かっこいいー
この研究室の学生さんたちは具体的にどんな研究をしているんですか？
学生Ａさん
私はゲーム理論のケーキ分割問題というのを研究しています。
コーガくん
ケーキ分割問題…
学生Ａさん
ケーキを切り分けるときに、
例えばコーガくんはイチゴがすき
でも私はイチゴがあんまりすきじゃない。
みんな好みが違うのに同じ大きさのイチゴがのったケーキをもらってもうれしさって違うよね。
そこで、みんなが同じくらいうれしくなるようにケーキを切る方法を
ケーキ分割問題っていうんだよ
コーガくん
おいしそうだし、楽しそうな研究だね
学生Ｂさん
コーガくん、スマートメータって知ってるかな？
コーガくん
すまーとめーた…。
学生Ｂさん
家庭での電気使用量をインターネットで電気会社に送るシステムなんだけど
こんなやつ見たことないかな？
これを使って電気量の情報を電気会社に送るんだ！
その情報を盗み見たり不正ができないように安全に送る必要がある。
僕はその研究を、暗号を使ってやっているよ
学生Ｃさん
みんながハッピーになるためにはどんな手続きをすればいいのか
理論的に考えるのがこの研究室のテーマなんだ
真鍋先生
コーガくん、アルゴリズムとは「手続き」という意味なんだよ。
コーガくん
へえ！
なんだか情報学部っていうとコンピュータを作っているイメージだったけど、
手続きの研究もしてるんだね
真鍋先生、学生の皆さん、
ありがとうございました
コーガくん
次はどこの研究室にいこーかなぁ
ゴォーーーーーー