NGT48「春はどこから来るのか?」インタビュー② | 未来のブログ「くるみらい」

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Mr.Children、プロ野球(巨人)、miwa、AKBグループ、北原里英、その他暇つぶし的な感じで。



続きです。








成長を感じて、寂しい気持ちになった

──今年1月には昨年の1月ぶりに東京・TOKYO DOME CITY HALLでの単独公演「NGT48単独コンサート~未来はどこまで青空なのか?~」が行われましたが、前回と比べてグループの成長を感じられましたか?(参照:NGT48、成長した姿見せた1年ぶりのTDCホール単独公演

北原 そうですね。ファンの方の応援にもすごく熱を感じましたし、私は10年も活動しているので去年と比べて大きく変わったことはないんですけど、周りのメンバーを見ていてMCなどで話せるようになった子が増えて、任せられる場面が多くなったと思いました。

──中井さん、荻野さん、本間さんの3人には特に?

北原 3人に関してはまったく心配していないですね。ライブの中で私の卒業コンサートの発表があって。私がすごく泣いてたのに対して由佳ちゃんはめちゃくちゃしっかりしていて、成長を感じて、なんだか寂しい気持ちにもなりましたね。

荻野 えー!

中井 今までみたいに泣きじゃくることはもうないのかって(笑)。

左から荻野由佳、北原里英。

北原 最初は由佳ちゃんも一緒に泣いてたんですけど、すぐに仕切り出して「あれ!?」って思いました。

荻野 スクリーンの“卒業コンサート”という文字を見たら「里英さん、本当に卒業しちゃうんだ」と悲しくなりましたし、普段めったに泣かない里英さんが大粒の涙を流してるのを見て私も涙が止まらなくなりましたけど、みんながずっと泣いててもお客さんが困惑しちゃうなと思って仕切り始めちゃって。

本間 由佳ちゃんはこの1年で本当にしっかりしたよね。

──2ndシングル「世界はどこまで青空なのか?」でセンターを務めた経験が大きかったのでしょうか?

荻野 そうですね。センターを経験して考えが変わったところもあります。そんなに背負いすぎることもないのかもしれませんが、責任を感じることもあればいろいろと考えることも多かったので、よりグループのことも、自分のことも考えるようになりました。

──NGT48の単独コンサートの2日後には同じ会場で中井さんのソロコンサートが開催されて、いろいろな演出が盛り込まれた、観ていてとても楽しいライブでしたね(参照:NGT48中井りか、いくつもの表情見せたソロコンサート「こんなに味方がいるのひさしぶり」)。中井さんはMCで「こんなに味方がいるのひさしぶりだから涙が出そうになる」とおっしゃっていましたが、伸び伸びとライブを楽しめたのではないですか?

中井 お客さんは私のファンの方ばかりではなかったかもしれないですけど、私を見て笑顔になってくれていると思うとすごくうれしかったですし、やりがいを感じました。ソロコンが開催されると聞いたときは「私でいいのかな?」と心配になりましたし、実際にやってみてすごく大変でしたが、その分メンバーのありがたみを感じました。NGT48のコンサートのリハとソロコンのリハを並行してやっていたので、本当にメンバーの助けがないと成功できなかったと思います。


1期生として大切にしたい曲

──この1年間を振り返っていただいたところで、ここからは3rdシングル「春はどこから来るのか?」について伺いたいと思います。表題曲は春をテーマにしたナンバーですが、最初に聴いたときにどのような印象を抱きましたか?


北原 すごくNGT48らしい曲だなと思いました。今までの曲とのわかりやすい共通点があるわけではないんですけど、「Maxとき315号」や「みどりと森の運動公園」のようにNGT48っぽいなと。

左から中井りか、本間日陽。

中井 「世界はどこまで青空なのか?」もそうだったんですけど、どこか背中を押されると言うか、自分から動き出したくなるようなメッセージが込められていると感じました。それと、日陽が歌っている姿を想像しやすかったですね。

──どのあたりに本間さんらしさを感じました?

中井 曲調ですかね。日陽がポニーテールを揺らしながら踊っている姿が想像できて。

──本間さんは今回、初めてシングルの表題曲のセンターを務めています。

本間日陽

本間 センターに抜擢されたときはいろんな気持ちが湧いてきたんですけど、私としては1期のメンバー全員が選抜入りしたことのほうがうれしかったです。センターとしてと言うよりは、1期生として大切にしたい曲ですね。ファンの方にも里英さんを含むこのメンバーで歌っていることにしっかりと注目してもらいたいです。

荻野 1期生24人全員で歌える曲はこれが最後なので、私たちにとってもファンの方にとっても大事な曲になってくると思います。今回私は日陽の隣のポジションで歌うところが多いので、日陽をしっかりと支えたいです。

──本間さんの楽曲や歌詞に対しての印象はいかがですか?

本間 私はNGT48がこの歌詞で歌われているような存在になれたらと思っていて。「恋はどう始まるのだろう?いつのまにか好きになってる」という歌詞のように、今まで興味がなかった人にもちょっとずつ目に触れるようになって、気付いたらどハマりしていたみたいな、NGT48が新潟県の中でそういう存在になれたらいいですね。

経験を自信に変えられるように

──デビューシングルでセンターを経験した中井さんから、本間さんに何か伝えたいことはありますか?

中井 私はデビューシングルの頃、すごくメンタルが弱くて、私はここにいていいのだろうかと自信をなくしていたんです。なので、日陽にはいい意味でほかのメンバーのことを気にしないで、自信を持って真ん中に立っていてくれたらうれしいですね。そのほうが後ろのメンバーも堂々とパフォーマンスできると思います。

──中井さんが自信を持てるようになったのはいつ頃のタイミングだったんでしょう?

中井りか

中井 去年の総選挙でアンダーガールズに入ったり、個人でお仕事をいただけるようになったりしたときに、私もNGT48を引っ張っていいんだなと思えるようになりました。そこからは経験を自信に変えられていますね。

──最近は特にテレビ番組のレギュラーなど、個人での活躍が目立ってきていますね。

中井 私は1人でお仕事をさせていただくようになってから視野が広がって、自分のポジションを生かしてNGT48に貢献できたらいいなと思えるようになったんです。まだまだ未熟なところはたくさんありますが、1年間で責任感がすごく強くなりましたね。

──SNSやSHOWROOMを通して中井さんのキャラクターがファン以外の方にも広がっていることも、結果としてNGT48の知名度アップにつながっているように思います。

中井 私は炎上しやすいですし、悪いイメージも付いちゃってるかもしれないですけど(笑)、それでNGT48や私のことを知っていただけるならうれしいです。











つづく