本日はmixbeat showcase / act.03(at 目黒区鷹番住区センター)へ。

因みに、mixbeatとは河野武さんが塾長をしている私塾で、「知識の共有」、「経験の共有」、「人脈の共有」をテーマとし、社会人有志が集まる私塾。そんで、mixbeat showcaseはこのmixbeatの塾生の方が主催するソーシャル・リーディング的な場で、プレゼンターが自分が皆で共有したいと思った企業事例、書籍をチョイス、要約と考察をプレゼンテーションし、参加者と意見交換、ディスカッションを行うといった場。
そんな場に、今回参加してみました。

一人目のプレゼンターさんがテーマに取り上げたのは、

●『新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?

$けんいち少年の浮世ニッキー-新宿駅最後の小さなお店ベルク

二人目のプレゼンターさんがテーマに取り上げたのは、

●『はとバスをV字回復させた社長の習慣

$けんいち少年の浮世ニッキー-はとバスをV字回復させた社長の習慣

初めて参加してみましたが、他の人がその人の思考、感覚で気になった書籍や企業事例を取り上げ、それを共有し、ディスカッションするというのは新鮮でした。
ベルクについては今回を機に初めて知りましたし、はとバスのことも知ってはいたけど、さして興味をもったことはありませんでしたので、こうやってディスカッションすることは勉強になりました。

はとバスは、CS(Customer Satisfaction/顧客満足)ではなく、CD(Customer Delight/顧客感動)を目指し、自社を感動製造販売業と定義しているようです。お客様の期待を超え、支持を頂き、選んでもらう事が大事であると。又、顧客満足に関しては「100-1=0」、「100-0=200」という考えに立脚しているようです。

ザッポスのCEO、トニー・シェイの言葉
「お客さんは、『何をしてくれたか』は覚えていないかもしれない。でも、『どんな気持ちにさせてくれたか』は決して忘れない」
にも共通する部分がみられますね。

by the way...

ここ10年で見ても流通する情報量は数百倍に膨れ上がり、あまりの情報量ゆえに、多くの人はミヒャエル・エンデの「自由の牢獄」のごとき状況になりがち。つまり、あまりに多い選択肢は逆に不自由になりがち。
はとバスの人気というのは膨大な情報量の下、観光・旅行の情報をコンパクト編集して提供しているところも時代とマッチしているのかーと思った。
書籍にしたって学校にブックコンシェルジュコースが出来たり、千駄木の往来堂書店が注目されたりしてるし、、「編集」というのも時代の一つのキーワードですね。

shoucaseが終わった後は、皆で学芸大学駅前の魚民で飲んできました。
河野さんとも何かと話ができ、よい学びになりました。