毎日暑い日が続きます。
新庁舎等建設についての住民投票条例は有効署名数を超え成立し、市長は18日の臨時会で、同条例案を意見を付して提案しました。
市長の見解はこちらで
市長の意見によれば、
①現設計案(「現行案」)と、 設計ではない 「見直し案」とが、 到底、 比較対象にならない
②仮に 「見直し案」なるものを比較対象にするとしても、 現設計案を 「見直し案」どおりに修正するとして、 その工事遂行可能性は
不透明であり、 現設計を大きく 変更する、 または計画を大きく方向転換せざるを得ないとなれば、 これまで支出した4億円と同額程度
の追加支出のほか、 これまでの経過を踏まえる と実施設計完 了までに相当程度の年数が必要となり、 着工の見通しが立たなくなる可
能性がある。
③また、 公正なプロポーザル手続を無視することになるばかりでなく、 これまでの市民参加による市民の意見反映や市議会での議論も踏
まえた現状を無視することとなり、 民主的手続を否定するものともいえる。
以上のとおり、 この両者の賛否を問う住民投票は適当ではないと言わざるを得ない。
市民の声を聞く意向はないという白井市長の意思がはっきりしました。
①今回住民投票条例で求めているのは設計案の比較ではありません。建設条件を問うています。話をすり替えています。
②見直し案通りに修正するとしたら、工事遂行性は不透明であると言います。しかし、自分たちの都合で、建設条件を変更しているのでは
ありませんか。全くのご都合主義の反論にもならない「反論」です。
③設計変更は、他の自治体でも数多くあります。また市民の意見は、福祉会館に関する聴取はありましたが、使い方の問題などです。
市庁舎建設の基本設計策定までに、設計内容についての意見聴取は、2020年2月が初めてでした。それは、小金井市も議会の質疑で認め
ているところです。
ぜひ各市議がどういう態度を取るのか、市議会を傍聴しましょう。