”殿様枕”
かつての日本では、高く硬い枕が市民の間で広く使われていた。
江戸時代の随筆には高さ4寸だと髪型が乱れないが、3寸の方が長生きできるという意味の記述があるそう。
時は進んで現代。
高い枕を使うことが、脳卒中の一因である「突発性椎骨動脈乖離」の発症リスクになっている事を国立循環器病研究チームが発表した。
「殿様枕症候群」と名付けて注意を呼び掛けているみたい。
最近は、スマホやテレビを見る目的で枕を複数重ねて使用する人が結構いたりするみたい。
そこの、殿様枕のあなた!!
危険なので今日から止めましょう(笑)!!
よーーーし、今日はタイトルについて書こう。
今回が初めての取引となるM様。
使用中のソーラーから水漏れがすると連絡が入った。
・ソーラー/太陽熱温水器の漏水修理/ボールタップの交換
早速現調へ。
長府製作所製のソーラー。
M様のお話ではオーバーフロー部からの漏水という事。
この原因としては、ボールタップ不良とお湯配管からの逆流の2種類が考えられる。
が、お湯配管は単水栓で浴槽に落とし込むようになっているため、逆流はない。
ソーラーのカバーを外すと、案の定ボールタップがきちんと止水していなかった。
設置場所にはベランダから登れるため、M様が針金で止水を試みた後があった。
オーバーフロー穴より、ソーラー内部水面が高く外に漏れだしている様子が見える。
いつものように、ボールタップを交換する。
給水用ホースを外し、ボールタップ及び接続金具を交換する。
写真撮り忘れたが、正常位置で止水し、オーバーフローからの漏水はなくなり修理完了。
・ソーラー/太陽熱温水器の漏水修理/ボールタップの交換後
といきたいのだが、今回実は大失敗。
翌日何と、ソーラーのお湯が下りて来ないと連絡が入るではないか!!
そう、今回ソーラーへの止水栓の開閉や、修理のために浴槽へソーラーのお湯の落とし込み等M様にお願いした。
そのため、修理完了後のお湯配管の通水作業の確認を忘れていたのだ。
M様宅は弊社からすぐ近くなので早速訪問。
お湯が下りて来ない原因は配管途中の空気がみが原因なので、お湯配管の接続部等を外して対処しようとするものの、外れない。
致し方なく屋根に上る。
M様宅は薄型でスタイリッシュなタイプのソーラーで、通常のソーラーより150mm以上出湯口の高さが低い。
黄色矢印の方向でお湯配管がしてあったため、勾配が取れておらず空気が抜けにくいのだ。
せめて、オレンジ方向に配管してあれば勾配も取れ問題なかったはずなのだが・・・・・
でも、配管をゆすったり色々していたら何とかお湯は下りてきてこれにはホッとした。
現場ではやっぱり色々あるものです。