真福寺貝塚[岩槻] | kofunxのブログ

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■15年ほど前から、埼玉県と都内の古墳を中心に見て歩きしています。
最近は、殆ど行っていませんが、時折、不意に遭遇することもあるかな、、、。気儘に書き込んでいます。[令和二年九月]

▲現地には早くも石碑も設置してあるぞ

 さいたま市岩槻区にある国指定史跡「真福寺貝塚」の発掘調査で、「ミミズク土偶」の頭部が発見され、その発掘現場で現地見学会があると言うので、行って来た。

 実は、こう言う見学会に参加するのは今回が初めてだ。そもそも、そう言う情報に触れることは稀だ。たとえ、有っても遠隔地だったり、開催日に合わせて急に会社を休めなかった。

でも、今回は近いし、会社も休みの日だ。此れは行くしかない。

 しかし、岩槻と言う街に行くのは、これまた初めてだ。人形の街として名高い。駅を降りて、東口を出ると、人形店の看板や店舗が目立つ。さいたま市とは言え、元城下町のこの街はひと昔もふた昔も前の古い雰囲気を残した感じだ。そんな所だからこそだろうか、古代の遺跡が残っている。

 現地見学会は、午前10時半と午後1時半と案内されていたので、午前の部に参加しようと、現地に開始時間の30分前着を目指した。現地に近づくと、説明会を待つ人々の姿が見えて来る。来るのが遅すぎたのか、、、。受付を済ませると、10時半頃からの説明開始の人々の一団に案内される。待ちながら、少し遺跡の一部を見て歩いていると、向こうの方では、既に説明会が始まっているのが見えた。恐らく、朝から多くの人が詰め掛けたのであろう。そこで、一部説明開始を前倒ししたと思える。そうそう、この説明会に参加している人の年齢層はだいぶ高い。60歳台70歳台っぽい人が男女問わず多い。この年台の人はこう言う催し物に関心を示すものなのだろうか。散歩のついでに来ました!とか、時間あるんで来ました!って人ばかりぢゃ無いんだろうけど。いやいや驚いた。 [令和2年11月28日(土)]

 さて、説明会は、発掘した専門家の方が、各発掘現場の解説をしてくれる。遺跡を発掘した人から、その現地で、その遺跡を説明してもらうことは、その発掘時の感動が伝わって来て、非常にいいものだ。写真や本で見るのとは、比べものにならない。ハムスター

 ▲発掘されたものも展示されていた

ミミズク土偶

 ▲これがミミズク土偶

 ▲貝殻が点在。写真中央の二股の木みたいのは、鹿の角とのこと