新三浦大根と同じタイミングで栽培に取り組んだのが『冬越黒田五寸人参』
この黒田五寸人参は、いち年中を通して感動させられっぱなしでした！
さいしょ新三浦大根の隣の『LOVE CAPSULE名物の古墳畝』に直播きすることにしました。
一年前、農業の世界に入って間もない頃だったので、スジ播きする時の種の量の加減が全然分かってなかった僕は、幅80cm、長さ2Mの畝×2畝に1袋すべて播きつくしてしまいました。1袋で足りない僕は、馬崎代表におかわりを催促して馬崎さんをあきれ顔にさせてしまったのを、今でも覚えています。
あとあと馬崎代表は笑い話で、その事を話してくれますが、その時は、そうとう腹わたが煮え繰り返っていたそうです。当然ですよね！5倍の量の種を2畝に播いてしまったのですから・・・反省！
播種してから、一週間後ようやく発芽しましたが、あれだけ播いた種もマダラにしか発芽させることができませんでした。
この時『黒田五寸人参』の栽培でいっぱい学びました。
・はじめのころは充分な水を必要とすること
・直射日光を嫌うので敷き草などで畝を覆ってあげること
・草の管理もマメに見てあげること
おそらく草をボウボウに生やすと、日陰になって直射日光は防げるが、そのぶん雑草に水分をとられてしまう！ そこんとこの調整が難しい！
やっとのおもいで収穫した『冬越黒田五寸人参』
ちょっと小ぶりだが、無肥料無農薬栽培なら、こんなもんかな！しかし、味はシッカリしていました！どこで披露しても恥ずかしくない味わいでした！
その場で、そのまま生でポリポリ食べました。味は、今まで食べてきたスーパーで買ってきた人参の、どくとくなエグ味もなく！皮のままポリポリ食べることができました。
写真の人参より、もう少し大きなサイズを6本、種とり用に母本選抜をしました。
『新三浦大根』同様に、いったんは全ての葉っぱが枯れ落ちました。
希望を失いかけた2ヶ月後、蓄えていたパワーを、いっきに搾り出すように、たちまち1mほどの大きさに成長しました。・・・感動です！
立派な、美しい花も咲かせました。・・・またまた感動しました！
人参の花は、はじめて見ました！こんなに美しい花を咲かせるんですね！
畑に、花火があがったように、あちらこちらに、たくさんの花を咲かせました。
やがて、花も枯れ果て、種を付けだしました。茎も枯れ果て、種の重みに耐えきれなくなり、すべて地面に倒れかかりました。
かなりの量の人参の種を採種できました。
今年の8月！また『冬越黒田五寸人参』の播種する時期がきました。
はじめて種とりした、人参の種が、はたして発芽するのか試しに少し植えてみました！
一週間後、見事に発芽してくれました！・・・・・感動！感動！です。
今年の冬！一代目の遺伝子を引き継いで、去年に負けない、立派な『黒田五寸人参』を収穫できるように・・・・・たのしみです！