遺跡がいっぱい!公園で見つかった歴史
~高坂館跡・高坂二番町遺跡~
発掘調査で、弥生から江戸時代までの様々な遺構・遺物がみつかりました。
古墳時代初めごろ(約1700年前)につくられた、一辺8mもある大きな住居跡からは土器のほか、勾玉もみつかりました。集落の中心的な役割を持つ施設と考えられます。
古墳時代後期(約1500年前)の古墳跡からは、円筒埴輪・朝顔形埴輪のほか、盾を持ち、古墳を守る人を表現した埴輪(盾持人埴輪)もみつかりました。
墳丘(古墳の盛り土)が残っている高坂2号墳は公園内(この看板の右手奥)で大切に保存してあります。
中世・武士の館跡もみつかりました。特に戦国時代の堀跡は、深さ3mもあり、戦乱の世のすさまじさを物語る遺構です。
昔の人の歴史を未来に伝えていくために、この文化財を大切にしましょう。
東松山市教育委員会
(現地、説明板より)
住所:埼玉県東松山市高坂
特徴:さくら坂公園内に所在
撮影:2024年10月27日