茨城県結城郡八千代町八町149に鎮座する新長谷寺の御朱印(2024/3/2)です。
宗派は真言宗豊山派 御本尊は、十一面観世音菩薩です。
札所は、関東八十八ヶ所霊場第38番、葛飾坂東観音霊場 番外札所、東国花の寺百ヶ寺茨城8番です。

4.新長谷寺観音堂
 新長谷寺は、鎌倉時代貞永元年(1232年)に結城朝光によって建立されたと伝えられるが、その後兵乱で堂宇を焼失している。現在の観音堂は、江戸時代の享保21年(1736年)に上棟されたもので、寄棟造銅板葺、桁行3間、梁間3間(11.13m)、高欄附回縁のある欅造(一部樅・檜・杉)の建造物である。
 この観音堂は、当時常総地方で建立された真言宗寺院の基準作例として貴重な建造物であり、しかも建造過程や仕様を詳細に記録した2枚の板や棟札が残されており県内でも他に類例をみないものである。 
(八千代町教育委員会ホームページより)