基本情報 
 場所:千葉県君津市貞元375
 電話:
 開館:
 休館:無休
 料金:無料
 特記:駐車場は無し

君津市指定史跡 貞元親王墓[ていげんしんのうはか]
 所在地 君津市貞元375
 昭和45年9月21日指定
 貞元親王は、清和天皇第三皇子として生まれ、貞観15年(873)年4月に親王となられた。伝承によれば、親王は近江の地で長くその任にあたっていたが、故あって須恵の地に下向したといわれている。
 親王は、しばらくの間この地にいて、土地の人々に近江の国から持ってきた「れんげ草」の種まきを奨励し、米作りの肥料として効果のあることを教えた。このため当地方では、この草のことを「親王草」あるいは「貞元草」と呼び、盛んに栽培したといわれている。
 史跡内にある唐破風付丸柱型の供養塔には「延宝六年(1678)七月十五日」の記念銘が刻まれており、親王の愛妃「お万の方」とゆかりの深かった平野家の祖先が建てたものと伝えられている。
 古来から土地の人々が、親王の徳を偲び、遺髪を納めた廟所として尊信してきた。
 平成19年12月 君津市教育委員会
(現地、説明板)

訪問記録
 訪問日:2023年12月31日