遠見山古墳(とおみやまこふん)
 総社古墳群の中で最も古い古墳
 遠見山古墳は墳丘全長88mを測る大型の前方後円墳で、主体部は竪穴式石室と考えられます。円筒埴輪などが出土しており、周辺では人物埴輪なども採集されています。周掘の底には6世紀初頭の榛名山の噴火で噴出した火山灰が積もっており、出土した埴輪の年代などから、古墳の築造時期は5世紀後半と考えられ、総社古墳群の中で最も古い古墳です。本古墳はこの地域の開発に成功した豪族の墓と考えられます。
令 和5年10月20日に、すでに国指定史跡に指定されいた複数の古墳と併せ、「総社古墳群」として国指定史跡となりました。
(公益財団法人 前橋観光コンベンション協会 websiteより)

遠見山古墳 市指定史跡(前橋市)
 遠見山古墳は、長さ80メートルほどの前方後円墳で、六世紀初頭ごろ築造と推定されています。
 墳丘は前方部が低く、後円部の中ほどは削平され若干低くなっているが葺石が多く見受けられ、周囲に10~20メートル幅の堀跡も確認されています。また、遠見山古墳からは埴輪片が多く出土したといいます。
 遠見山の名称は慶長9年(1604年)総社城築造時に、遠見のための櫓が設置されていたことから名づけられたと考えられています。
(WEB GUNMA websiteより)

 住所:群馬県前橋市総社町総社1386-2
 特徴:無料駐車場有
 撮影:2023年11月4日