南下古墳群F号墳
本古墳の正式名称は大林一号古墳だが、他の古墳との関係から便宜上F号古墳と呼んでいる。
墳丘は、丘陵先端近くの南斜面に構築された円墳と推定されるが、南側が道路拡幅工事で削られてやや歪んでいる。墳丘に葺石や埴輪の設置があったかは明らかでない。墳丘は、現状では径約21m、高さ約4.5mの規模を有している。道路拡幅工事の際、巨石を除去したとの話が伝わっているので、横穴式石室が設置されていたと考えられる。
古墳の築造年代や副葬品など詳細は明らかでない。
平成22年3月 吉岡町教育委員会
(現地、説明板より)
住所:群馬県北群馬郡吉岡町南下1273
特徴:
撮影:2023年11月4日