南下古墳群C号墳
 丘陵南斜面に築かれた径約15m、高さ約4mの円墳と推定される。葺石や周堀の有無は明らかでない。古墳周辺から埴輪の破片が採集されているため、埴輪が設置されていると推定される。
 石室は自然石乱石積の袖無型で、全長約6.15m、奥壁幅約1.58m、同高さ約1.36mの規模を有する。開口部は東向きで、珍しい例である。古い開口のため副葬品については全く不明である。
 古墳の年代は、本古墳群では古い時期のもので、6世紀の中葉から後半の築造と推定される。
 平成22年3月 吉岡町教育委員会
(現地、説明板より)

南下C号古墳
 6世紀中頃から後半に築かれた南下古墳群中最古
 吉岡町指定史跡(平成22年3月24日指定)
 丘陵頂部に築かれた径約15m、高さ約4mの円墳であり、古墳の周囲には、埴輪が設置されていた可能性があります。石室は自然石乱石積の袖無型で、東向きに開口する珍しい例で本古墳群の中では、最も古く6世紀中頃から後半に構築されたと推定されています。現在は、入室制限をしています。
(吉岡町役場ホームページより)

 住所:群馬県北群馬郡吉岡町南下1322
 特徴:
 撮影:2023年11月4日