泉崎横穴
 国指定史跡 昭和9年5月1日
 泉崎村泉崎字白石山1-8
 泉崎横穴は、今から1400年前につくられた横穴墓です。
 昭和8年に道路工事をしているときに偶然に発見されました。横穴墓は当時7つ発見されましたが、その内の一つ横穴墓内部に赤い顔料で絵画描かれていることがわかりました。絵画の内容は、人物や馬などの動物、渦巻などの幾何学文様で、横穴墓の玄室と呼ばれる部屋の壁面や天井いたる所に描かれています。このような古墳時代の古墳や横穴墓に描かれた絵画のことを装飾古墳といいます。
 発見された当時、東北地方での装飾古墳の発見ははじめてのことで、大々的に報道され話題を集めました。他の横穴墓は無くなってしまいましたが、この絵画が描かれた横穴墓は国指定として保存されることになりました。
 玄室規模 東西長2.12~2.30m
      南北長1.90~2.00m
      高さ1.16m(最大)
 羨道規模 幅0.7 高さ0.74 長さ0.6
 全体規模 奥壁~入口 長さ2.9m
 玄室形態 宝形つくり
 地質   石英安山岩室溶結凝灰岩
 造営時期 6世紀末~7世紀初頭
 その他  玄室中央に排水溝有
 出土品  鉄刀・刀子・鉄環
(現地、説明書より抜粋)

泉崎横穴
■指定種別:国指定 史跡 
■指定時期:昭和9年5月1日 
■所在地 :泉崎村泉崎字白石山1-8 
■所有者 :泉崎村 
 泉崎横穴は、今から約1,400年前につくられた横穴墓です。
 昭和8年に道路工事をしているとき偶然に発見されました。
横穴墓は当時7つ発見されましたが、その内の1つの横穴墓内部に赤い顔料で絵画が描かれていることがわかりました。
 人物や馬などの動物の絵や、渦巻きなどの幾何学模様が、横穴墓の玄室と呼ばれる部屋の壁面や天井の至る所に描かれています。このような古墳時代の古墳や横穴墓に描かれた絵画のことを装飾古墳といいます。発見された当時、東北地方での装飾古墳の発見は初めてのことで、大々的に報道され話題を集めました。
 他の横穴墓は無くなってしまいましたが、この絵画が描かれた横穴墓は国史跡として保存されることになりました。
(泉崎村ホームページより)

 住所:福島県西白河郡泉崎村泉崎白石山
 特徴:10月の第2土曜日のみ一般公開
 撮影:2023年10月14日