中新里諏訪山古墳
 昭和62年3月10日 町指定史跡
 中新里諏訪山古墳は、一部墳丘が削られているものの、比較的遺存状態の良好な前方後円墳である。
 墳丘の規模は、現状で全長約41m、後円部径約22m、高さ約3.5m、前方部幅約20m、高さ約2.5mである。周溝の確認調査から、全長42m、後円部径約26m、前方部幅約27mに復原できる。周溝の形態は盾形で、周溝を含めた全長は約52m、幅は約36mである。周溝及び墳丘からは、土器や埴輪が出土している。埋葬施設は、後円部に位置し、南西方向に開口する横穴式石室である。馬具・直刀・勾玉・切子玉・須恵器等が出土したと伝えられている。
 この古墳は、6世紀中頃(約1450年前)に築造されたこの地域の首長の墓と推定される。
 昭和63年3月(令和3年8月改修) 神川町教育委員会
(現地、説明板より)

中新里諏訪山古墳(町指定史跡)
 昭和62年3月10日指定
 所在地 神川町大字中新里99-1ほか
 現状で全長41メートル、高さ3.5メートルの前方後円墳です。確認調査の結果、埋葬施設は袖無型横穴式石室で、一枚石の奥壁の上には天井石が残っていました。墳丘には葺石が施され、埴輪が置かれていたことがわかりました。副葬品は確認できませんでしたが、かつて馬具・直刀・勾玉などが出土したといわれています。築造時期は6世紀中頃と考えられています。
(神川町役場ホームページより)

 住所:埼玉県児玉郡神川町中新里100
 特徴:
 撮影:2023年10月8日