埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲552に鎮座する慈恩寺の御朱印(2023/5/28)です。
御祭神は、稲田姫命(イナダヒメノミコト)です。

●御由緒
 元は袋田明神社と号しておりました。「風土記稿」菖蒲町の項には「袋田明神社 祭神は稲田姫命と云、神体銅鏡にて本地薬師の像を彫れり、裏に寛文九年(1669)と見ゆ、合殿に鷲宮・久伊豆の両社を置り 吉祥院持、末社稲荷天神合社 雷電 大黒天金毘羅秋葉聖徳太子合社」と記されています。
 鎮座地は、菖蒲城主佐々木氏の陣屋跡と伝えられる地のすぐ南西に位置しており、佐々木氏により中世末期に再建されたものと推測されます。
 元の袋田明神社の社名は、近在の鷲宮神社、玉敷神社の祭神のお袋(母親)が稲田姫命であることに由来するとされています。あるいは、見沼代用水の開削以前に旧河川のこの辺りを袋状に流れ、一面に田が広がっている所に坐す神に由来するという説もあります。
(菖蒲神社ホームページより)