市指定史跡 桜井古墳群上渋佐7号墳
 指定年月日 平成12年(2000)2月1日
 所在地 原町市上渋佐字原畑73外
 面積  3,803㎡
 形状  方墳(1辺27.5m、高さ3.3m)
 指定理由
 古墳時代前期の築造で、東北地方では出現期の大形の方墳であること、東北地方では出土例の少ない銅鏡が出土したことなどから、市の史跡に指定されました。
(現地、説明板より)

7号墳(市指定史跡)
 指定年月日 平成12年(2000)2月1日
 指定面積  3,803㎡
 遺構
 1辺27.5m・高さ3.3m(北側で3.75m・南側で3m)の方墳です。周溝は全体に不整形です。墳頂平坦面の直下に墓壙が2段に掘り込まれていました。棺は組合せ式木棺(板材を組み合わせた箱形の棺)で、下段墓壙の底に置かれ、棺の両端には大きな白色粘土の塊が据えられていました。
 遺物
 銅鏡(珠文鏡)1面・鉇(やりがんな)1本・棺材(炭化物)・赤色顔料(水銀朱・酸化鉄)(棺内出土)、土師器(二重口縁壺・高坏・器台)(墳頂部出土)
 年代  4世紀後半
 被葬者
 この古墳に納められた人物は、桜井古墳と前後する時期に新田川流域を納めていた有力な豪族と考えられます。
 調査年度 平成11年度(1999)
(現地、説明板より)

桜井古墳群上渋佐7号墳(さくらいこふんぐんかみしぶさななごうふん)
 形:方墳
 1辺27.5m・高さ3.3mの方墳。
 築造時期は4世紀後半と推定されている。
 市指定史跡、2000(平成12)年指定。古墳から出土した銅鏡も市の有形文化財・考古資料に指定されている。
(古墳マップ https://kofun.infoより)

 住所:福島県南相馬市原町区上町渋佐原畑
 特徴:
 撮影:2023年4月9日