史跡 八幡山古墳
 かっては、現在住宅地となっている広瀬川右岸の台地上に百数十基にもおよぶ大小の古墳があり、一大古墳群を形成していた。本古墳は、この古墳群を代表するものの一つで、古墳群唯一の前方後方墳である。
 墳丘の規模は現状で全長130m、前方部幅59m、同高さ8m、後方部幅72m、同高さ12mで前方後方墳としての形もよくとどめている。また、墳丘周囲には幅25m~30mの堀がめぐっていたことが確認されている。
 埋葬主体部については、未調査のため明らかではないが、墳丘頂上部から埋葬した竪穴系のものであったと推定される。なお、本古墳の東南には、県内最古の古墳と考えられる天神山古墳がある。
(現地、説明板より)

八幡山古墳(はちまんやまこふん)
 全国第4位の前方後方墳
 全長130mを誇る八幡山古墳は、前方後方墳としては全国第4位の大きさで、東日本ては最大規模を誇ります。弥生時代にほとんど手の入らなかった「ケノ」と呼ばれていたこの地域一帯の肥沃な平野を開拓し、国造りを成し遂げた首長の墓と考えられています。
(前橋まるごとガイド ウェブサイトより)

 住所:群馬県前橋市朝倉町4-9
 特徴:八幡山公園内
 撮影:2023年2月12日