前橋市指定史跡 亀塚山古墳
 指定年月日 昭和54年3月26日
 所在地   前橋市山王町一丁目28-3
 この古墳は、全長60m程の前方後円墳で、後円部は直径40m、高さ6.5m前方部は長さ20m、高さ1.5mと後円部と比べ小さく低いことから亀塚山の名前がつけられたものと考えられます。その形状から、帆立貝式古墳との説がありますが、発掘調査が行われていないため不明です。
 かって140基を超える大古墳群があった朝倉・広瀬・山王地区に残された数少ない原形を保つ古墳の一つです。
 前橋市教育委員会
(現地、説明板より)

亀塚山古墳(かめづかやまこふん)
 形:帆立貝式古墳
 広瀬古墳群の1基で、推定全長約60mの帆立貝式古墳。円丘部径約40m・高さ約6.5m、方丘部長さ約20m・高さ約1.5m、葺石・埴輪を備える。周溝も存在するようだ。内部構造は不明だが、既に盗掘されているとみられる。5世紀後半~6世紀初頭の築造。市指定史跡、1979(昭和54)年指定。
 『上毛古墳綜覧』掲載名:上陽村20号古墳
 参考資料:
 ①群馬県教育委員会『群馬県古墳総覧』2017年5月
 ②現地案内板
(古墳マップ https://kofun.infoより)

 住所:群馬県前橋市山王町1-28-12
 特徴:
 撮影:2023年2月12日