甲斐市指定史跡 大塚古墳
 所在地 甲斐市境258
 指定日 昭和45年10月1日
 荒川によって形成された扇状地の扇頂部分に築かれた古墳で、甲斐盆地周辺部の古墳群の中では、北限の位置にあります。
 昭和57年(1982)に石室前庭部の発掘調査、昭和59年(1984)には墳丘測量調査及び石室清掃調査が行われました。
 古墳は、墳丘南北16m、東西15m、高さは西側2m、東側4.3mを測る円墳で、石室形態は片袖型横穴式石室です。石室の長さは8.8mで、このうち玄室の長さは4.4mです。幅は奥壁部で2.2m、羨門部で1.5mです。天井石は4枚ありますが、奥壁側の1枚は修復されたもので、残り3枚、が築造当時のまま残っています。古墳の規模や形態から6世紀から7世紀初頭に造られたと考えられます。
 なお、墳丘上には大嶽山三社大権現が祀られ、地域の信仰の対象となっていました。
 平成22年2月25日
 甲斐市教育委員会
(現地、説明板より)

大塚古墳
 荒川によって形成された扇状地の扇頂部分に築かれた古墳で、甲府盆地周辺部の古墳の中では北限の位置にあります。
 墳丘の規模は、 南北16m、東西15m、高さは西側2m、東側4.3mを測る円墳です。石室の長さは8.8m、奥壁幅2.2m、羨門幅1.5mで、天井石は4枚ありますが、奥壁側の1枚を除く3枚が築造当時のものです。
 昭和45年10月1日市指定 史跡
(甲斐市ホームページより)

 住所:山梨県甲斐市境258
 特徴:敷島北小学校南東側に所在
 撮影:2022年11月2日