木部山古墳群
 古墳名 木部山5号墳
 墳形  円墳
 規模  約 径20m/高さ2.5m
 所在地 大字甘粕字西山346
 構造     横穴式石室
     石室は崩されて不明ですが、
     古墳の周溝は比較的良く残されています。
 時期     古墳時代後期 
 美里町教育委員会
(現地、説明板より)

木部山古墳群
 木部山丘陵に築かれた、古墳16基以上からなる古墳群である。そのうちの1基(前山B地点遺跡第1号墳)が昭和60年に美里町民体育館建設の際に、発掘調査された。
 調査の結果、直径16m程の円墳で、埋葬施設に胴張り横穴式石室を採用した古墳時代後期でも新しい段階の古墳であることが判明した。
 古墳時代後期の古墳は、周囲の土を掘り、その土で盛った中央部分(墳丘)に埋葬施設(横穴式石室)を設ける。そのため、周囲にドーナッツ状の凹み(周溝)が残る。美里町コミュニティセンター東側にある甘粕西山古墳(木部山5号墳)はこのような古墳築造当時の周溝のあり方を良く残している非常に貴重な古墳である。
 美里町教育委員会
(現地、説明板より)

 場所:埼玉県児玉郡美里町甘粕343
 特徴:地図の場所は木部山5号墳の場所です。
 撮影:2022年4月23日