千葉県市原市姉崎2278に鎮座する姉埼神社の御朱印(2021/4/24)です。
御祭神は、志那斗弁命(しなとべのみこと)、日本武尊、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、塞三柱神(さえのみはしら)、八衢比古命(やちまたひこのみこと)、八衢比売命(やちまたひめのみこと)、久那斗命(くなどのみこと)、大雀命(おおさざきのみこと…仁徳天皇)です。

略記
 景行天皇40年(110)日本武尊御東征の時、走水(はしりみず)の海(浦賀水道)で嵐に遭い、お妃の弟橘姫(おとたちばなひめ)の犠牲によって無事上総の地に着かれた。この宮山台において、お妃を偲び、かつ舟軍の航行安全を祈願し、風神志那斗弁命(しなとべのみこと)を祀ったのが創始と伝えられる。
 その後父である景行天皇がこの地を訪れられて日本武尊命の霊を祀られ、さらにこの地を支配していた上海上の国造(かみつうなかみくにのみやっこ)が天児屋根命、塞三柱神(さえのみはしらのかみ)、大雀命(おおさざきのみこと…16代仁徳天皇)を合祀されたといわれる。
 御祭神のご神徳は姉埼神社への尊崇を高め、元慶元年(877)五月神階は正五位下勲五等、同年八七月正五位上を授けられる。延長5年(927)に纏められた延喜式神名帳にも上総国五社の一社として記載せられいわゆる式内社として有名になった。
 天慶3年(940)朱雀天皇の勅使から平将門追討の祈願により刀剣一振りが奉納され、現在も神宝として保管されている。
(姉埼神社ホームページより)