千葉県山武市松ヶ谷イ2058に鎮座する勝覚寺の御朱印(2021/4/10)です。
宗派は、真言宗智山派 本尊は、釈迦如来です。

勝覚寺は真言宗の寺で創建は天歴元年と言われていますが、定かではありません。釈迦堂には本尊の釈迦如来を守護するように県指定文化財の四天王像が安置されていて、この寺の通称「してんさま」はそれに由来するものです。
木造四天王立像・木造阿難像・迦葉立像は、木造四天王立像4躯は、持国天2.13m、増長天2.03m、広目天2.04m、多聞天2.07mといずれも2mを越す巨像です。桧材の寄木造で、彩色が施され玉眼を入れる。肉付き厚く、各部のバランスも整い、作風は鎌倉時代の初期の四天王像に通ずるが表現に簡略化した痕があります。しかし、形式化には至らず、制作年代は遅くとも寺の縁起にいう嘉暦2年(1327年)頃と推定されます。木造阿難像・迦葉像は、それぞれ像高64.5cm、65cmの桧寄木造りです。
(千葉県公式観光物産サイト より)

 

★一言★

木造の四天王立像は持国天、増長天、広目天、多聞天共に高さ約2m程あり、照明もほど良く一見の価値ありです。