【学習法】定期テストでの国語の高得点化 | 瀬戸内市にある幸風館のブログ

瀬戸内市にある幸風館のブログ

瀬戸内市の長船町にあるちっぼけな塾講師です。
地域の勉強のこと,学力のこと,たまに自分のことを書いていきます。
ご興味いただけましたら,kofukanosafune2016@gmail.comまでご連絡ください。

夏期講習へ向けての準備をやっている幸風館の藤井です。保護者面談の案内,夏期講習の日程が完成しました。あとは中3の教材の準備ですね。生徒にとって満足できる講習にするためにしっかりと準備します。

中1の授業でした。

 

昨日の中2と同じように,期末テストの点数を書かせて確認した後に話をしました。

 

どのお子さんも国語以外の4科目はしっかりと点数が取れていますが,国語は点数があまりとれていません。

 

点数があまりとれていなかった生徒に,国語はどういったテスト勉強をしたかを聞くと,

 

「学校のワークを繰り返しやりました」

「学校のプリントをやって復習しました」

「塾のプリントをやりました」

 

「じゃあ,その勉強は効果があった?」

 

「ありませんでした」

 

という返答でした。逆に点数をとれていた生徒に同じ質問をすると,

 

「学校のワークシートを何度も繰り返しやって,そのあと学校のワークをやりました」

 

との返答でした。定期テストの国語は初見の文章が使われるのではなく,学校の教科書の文章が使われます。実際に授業中に読んでいるので,文の中身は知っている状態です。ただ,テストの問題となると,結局は学校の先生が授業の中で指導した内容から問題が出ています。その点を中1の子どもたちはまだ知らず,「ワークをやった」「プリントをやった」で終えているのです。もちろん国語の勉強の仕方は説明していますが,まだ中1です。そのあたりまでを勉強はしていなかったのです。

 

ただ,この経験を活かすために話したこと,それは

 

「今回の定期テストの問題がどこから出ているのか分析すること」です。昨日の中2と同じことですが,国語以外の4科目は単元ごとにある程度の出題内容は予測できます。ただ,国語は準拠教材を使って同じような問題は出ていますが,さすがに学校の先生が行ったことまでは載っていません。そこを学校のワークシートを使い勉強しておかねば点数につながらないのです。

 

ただし,これには欠点があります。それは「実力テストでは通用しない」ということです。定期テストは学校の授業でやった内容がテストにどのように出るのかを理解しておけば点数になりますが,実力テストはそうはいきません。その点は間違えてはいけません。

 

次のテストでは450点を目指す,400点を目指すといろいろと話してくれました。この目標をクリアするには定期テストでの国語の高得点化が必須になります。2学期の中間テストではこの経験を活かして勉強をしてもらいます。

 

今日はここまで。

 

幸風館のLINEのリンク先です。お問い合わせにどうぞご利用ください。

友だち追加