【授業日記】中3の授業にて | 瀬戸内市にある幸風館のブログ

瀬戸内市にある幸風館のブログ

瀬戸内市の長船町にあるちっぼけな塾講師です。
地域の勉強のこと,学力のこと,たまに自分のことを書いていきます。
ご興味いただけましたら,kofukanosafune2016@gmail.comまでご連絡ください。

自走式の草刈り機を注文して,今か今かと到着を待っている幸風館の藤井です。毎年多大な労力をかけて行う草刈りが少しでも楽になってくれるといいなと願っています。

中3の数学・理科の授業でした。

 

毎年中3になると,中2まで行っていた宿題ノートの管理を行わないようにして,宿題の取り組みは確認テストでチェックしています。

 

理由は,

① 自分の責任で勉強を行うようにすること

② 管理されている勉強からの脱却

の2点です。

 

①は,約11か月に終わる受験へ向けて,自分の進みたい人生を自分で切り開くために,自分が責任をもって勉強をさせていくことが目的です。敷かれたレール上を歩くだけでは,結局誰かの力を借りています。そうではなく,自分が定めるゴールへ向けて,自分の脚で進んでいってほしいです。

 

②は,高校へ行けばほとんどのお子さんが,中学のときの塾とは違った環境で勉強をすることになります。高校生対象の大半の塾が管理などなく,子ども自身のやる気を求めてきます。やる気がなければやらなければいい,やりたいお子さんだけがのびていく中で,自分自身がどうしていくのかを中3の段階で感じてほしいのです。

 

とはいっても,この時期の中3はまだまだ中2の延長戦のようなお子さんが多いです。今日の授業でも何人かのお子さんが,宿題もろくにせずに塾に来て,確認テストもボロボロでした。「管理されない=自由」と意味を履き違えているのです。

 

毎年のことですが,ここで中3に喝を入れます。話した内容は,ピーーーーーー自粛ーーーーーー。ここから変わるお子さんは変わっていきますし,変わらないお子さんはそのままです。

 

勉強をするということが,誰のためなのか,何のためなのかを理解せずに受験というものだけをぶら下げても取り組みに変化は起きません。変化するのは子ども自身です。私はあくまでそのきっかけを与えて,変化を見守るしかないのです。

 

約11か月後にどのお子さんが大きく変化しているかの答え合わせを楽しみにしていきます。

 

今日はここまで。

また来週。

 

幸風館のLINEのリンク先です。お問い合わせにどうぞご利用ください。

友だち追加