卒塾生の手紙④ | 瀬戸内市にある幸風館のブログ

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瀬戸内市の長船町にあるちっぼけな塾講師です。
地域の勉強のこと,学力のこと,たまに自分のことを書いていきます。
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飼っている犬のあずきのおしりの毛がどんどん薄くなっていて心配している幸風館の藤井です。かかりつけの病院に再度受診したらアトピーの可能性が高いそうです。少しでも改善する方法を探してみようと思います。

昼の授業前に,卒塾生が手紙を持ってきてくれました。卒塾生の手紙の4回目です。

 

 

 

 

藤井先生

中1から中3まで約3年間,本当にありがとうございました。

私は中1のころから○○高校の看護科に入学し,立派な看護師になりたいと思っていました。しかし,中学校で,将来の夢を話すとき,「看護師」というと笑われてしまうことが多くありました。正直,たくさんの人が行く○○高校や○○高校に行こうと考えていたことのほうが多かったです(笑)。ですが,先生はずっと応援してくださり,勇気づけてくださいました。本当に感謝しかないです。

また,自分は勉強が大嫌いで,サボり癖までありました。本当はだめなことだと,1番情けないことだと分かっていても,提出物が出せない時期がありました。そんなとき,先生の授業を聞き,何とか元に戻ることができました。提出物を出していなかった頃の自分は,本当にカッコ悪いと思っていたし,自分に甘すぎだと思いました。

高校では同じことをくり返さないように自分に厳しく,頑張ります!!

これからも体に気を付けて頑張ってください!!

そして,またいつか自習室を使わせてください!お願いします。

 

 

 

中1の春から来られたお子さんでした。入塾当初から看護師の学校に進学したいと言っていたと思います。

 

私自身それぞれが持つ「夢」をどうにかかなえてあげたい,せっかく思っていることをどうにかしてあげたいという思いが非常に強いです。昔話ですが,塾の先生どうしの話の中で,そのお子さんの学力を見て「どうせ無理やからそこまでせんでええんちゃう」ということを言った先生と一緒に仕事をしたこともあります。なんちゅうこと言うんやという感情とともに,やるだけやってみようといつも思っていました。利益,実績を求める塾でしたね。そこは。

 

私は自分の口で言ってくれる「夢」を笑うことは絶対にありません。中学生ですので,そういったことが恥ずかしいとか馬鹿にするお子さんもいると思います。文の途中に高校選びでぶれたことも書いていましたが,私はこのお子さん関してはあまりそういったことは感じずに3年間頑張ってくれたと思います。

 

中だるみもことも書いてくれていますが,だいたい中2がその時期になります。実際,点数は取るものの通知表の点数が悪く本人や保護者の方と話をした記憶があります。そういったものも乗り越えて,最後までぶれずに合格を目指して取り組んでくれたお子さんでした。中3の夏休み以降の伸びは非常に大きく,受験前には「あなたが落ちたらだれが受かるの?」という気持ちにさせてくれたお子さんでもありました。

 

私が倒れたらすぐに駆け付けて助けてくれるように伝えています。将来,素晴らしい看護師さんになって,よぼよぼになったおっさんを助けてくださいね。

 

非常に嬉しい手紙でした。

 

今日はここまで。

 

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