【勉強法】教材展示会での話 | 瀬戸内市にある幸風館のブログ

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瀬戸内市の長船町にあるちっぼけな塾講師です。
地域の勉強のこと,学力のこと,たまに自分のことを書いていきます。
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教材展示会二日目に渋滞に巻き込まれた幸風館の藤井です。2号線西向きのいつものところから結構長い渋滞でした。毎日渋滞に巻き込まれている方は本当に大変だと思います。

 

本日私立高校入試2日目でしたが疲れたと思います。「帰った瞬間から次の入試」とはなかなかならないと思います。今日は静養して,明日から切り替えて勉強をしてください。

 

教材展示会で教材を見ていたところ,教材会社の方と話をする時間がありました。大阪からこられた教材会社の方でしたが,自分が大学時代の塾で使っていた教材会社だったので,自分が大阪・兵庫で塾講師をしていたことなどいろいろなことを話しました。

 

そんな中で小学生の勉強の話になったとき,やはり今のお子さんは昔のお子さんに比べて考えなくなったという話になりました。以前に算数の勉強法の中でも書いていますが,難しい問題が出る➝すぐに分からないとなって教えてもらうお子さんが多いということです。

 

テキスト会社もそういったお子さんが多いということで,解答に詳しい解説を書いたり,間違えた解き方を示したりして苦心されているようでした。答えにそういったものを載せても全く見ないお子さんも多く,ただ,考えないというのではなく,宿題を早く終わらせるために考えない場合も多々あります。これはやっただけの既成事実を作っているだけで,まったく勉強になりませんし,学力という部分にもつながりません。

 

幸風館ではやってきた宿題は必ず目を通して,どうやって解いてきたかを見ます。いい加減な解き方,答えを丸写しする解き方を見ると注意をし,以降必ず同じことをしないように注意します。

 

勉強ができるようになっていくお子さんの宿題ノートは確実に他のお子さんと違います。別に私が見るからといってその時だけいいノートになっているのではなく,自分が解いてきたやり方やできるようになりたいという気持ちがそのままノートに出てきています。幸風館では私が見てこれはいいと思った宿題ノートのお子さんが最後まで使い切ったとき,本人の承諾を得て飴やラムネと交換してもらい,そのノートを下の学年のお子さんやお問い合わせいただいた保護者の方に見てもらっています。

 

できるようになりたい,成績がよくなりたいという気持ちはそのまま宿題ノートに出てきます。まだ塾にお通い出ない保護者の方も,お子さんの学校の宿題で今やっているものを見てあげて,やったかどうかは当たり前ですが,見てる側にやった本人の気持ちが伝わるノートかどうかを確認されると,勉強の取り組み方が分かると思います。

 

今日はここまで。

ではまた来週。