ジムでダンベルの重さが,夏期講習前のレベルまで2か月でもどってきたのが嬉しい幸風館の藤井です。
今日は朝からセミナーに参加してきました。3つありましたが,時間の都合で興味があった2つの話を聞きました。
1つはベネッセの方に話をしていただいた「小中高の学校現場の現状から見えること」,2つ目は県模試の「岡山県模試分析セミナー」でした。模試については,東備学区から受験する高校の目安などを加えてまた別の機会に書こうと思いますが,1つめのベネッセのお話は,ここ数日の内容にかーーーなりマッチしていた内容でした。
内容を記載すると,
① 大学入試の現行入試から新課程入試までの動向
② 学校現場の様子-高校・中学校・小学校-
の2本立てで,①は何となく知っていたことでしたが,②はまさにそれ!という内容でした。
画像を入れていますが,英語を苦手と感じるようになった時期の山が2つあるのですが,1つはもちろん中1の前半(1学期)です。これは私が記載した原因①~③があてはまるのではないかと推測します。ただ,異なる見解が1つありました。下の画像です。
ベネッセが行っているGTEC Juniorグレードを使った,旧課程の小学生と新課程の小学生の英語力の変化の調査で,なんと2019年度よりも2021年度の方がグレードが上がり,4技能すべてが4グレードになったそうです。ちなみに4グレードとは「まとまりのある英語を使い始めるレベル」らしいです。確かに小学校で行われている授業から「聞く力」と「話す力」はついていってもおかしくないと思いますが,「読む力」と「書く力」がついているのであれば,現中1の英語の平均点が悲惨なことにはならないと思うのですが。。。。一応,ベネッセの方は地域性があると仰っていましたが,逆に学校間格差も拡大したとのことでした。この部分を聞くと,本当に瀬戸内市の英語教育は大丈夫なのかと不安な気持ちになりましたが。
英語は今後,高校入試の形態が大きく変わる点も話されていました。
① リスニングでの放送がこれまでの2回から1回になるかも?
② 岡山県の大問5題(リスニング1題・長文3題・英作1題)の改変
③ ICTツールを使ったパフォーマンステストの実施
数年後は岡山県の入試は大きく変わる可能性は大いにありますね。もしかしたら,新課程初年度の今年の中3も何らかの変化があるかも。英語は本当に要注意ですよ。ではまた。