「親に面倒を見てもらっている間は、子供にプライバシーなどはない。
子供に親が干渉して、どこが悪い。」
だからと言っても、私は基本的には日常、家にはいないので、どちらかといえば放任してきた方ではあるけれど。
高校を卒業したと同時に、独り住いする友達も出てくるので、その友達の家に泊まると言って、帰らない日も最近はちょいちょいある。
たま~に、「オンナか?」
と、不審に思う節はあるけれど、そこまで追求する必要性が、今のところ感じられないので、親として彼の言う事に疑ってはいないフリをしている。
子供が女の子の場合と、男の子の場合では、違いはあるだろうが、高校を卒業すると、自由に動き出すのは当然だし、またそうなってもらわなければ困る。
まだまだ親として、社会常識などの教育は必要だと思うし、話し合っていかなければならない事も多々。
日常の生活の中で、色々と小言を並べたらキリがないが、そこは気がついていて、気づかないフリ、知っていて、知らないフリで、ある程度私の許容範囲は、泳がせてはいる。
最も、ここでダメだという時は、爆弾をいつでも投下できる様に、用意はしてはいますがね(笑)
19歳の息子を、所詮干渉する事なんて、できるわけがない。
ただ、子供が小さい時から、キチンと子供を見る目を養っていると、幾つになってもちょっとした行動で、彼自身が考えている事が手に取るようにわかる。
世の中の事をわかった風に、私に説教をする時もあれば、とんでもなくまだお子ちゃまだよなと、笑っちゃう時もある。
まだまだ19歳、されど19歳。
親としては完全に目は離せない微妙な年頃です。