JR三山木駅のホームに立った瞬間、少し離れた所から、「すみませ~ん」と変な片言で愛想良さそうに、話しかけてくる男性。
ホームには、他にも数人いたのに、『なんで?』『なんでこの人私に来んの?』と、思ったけれど、周りは知らん顔。
その男性は、中国の上東省から来て間もない人で、めっちゃ日本語は片言。
三山木駅から津田駅までは、快速で松井山手まで乗り、そこから区間快速に乗り換えなければならない。
そこがどうもわからないらしい
三山木駅で日本語で話しても、どうも通じない。
少ないボキャブラリーの英語で話して見たら、もっとひどく通じない。
ただでさえ暑くて死にそうなのに、もっと嫌な汗をかいて、四苦八苦。
「なんでこんな目に合わなきゃなんねぇんだよ。」内心、心の中で毒ついても仕方がない。
結局三山木駅から、降りたくもない松井山手駅で私も降りて、「3つ目の駅で降りるんよ!」と、何回も確認して、やっと区間快速に無事、乗ってもらった。
も~朝からヘトヘト
電車の中で少しの時間、漢字で筆談が一番通じた。
彼が電車の中で「日本綺麗!! 中国汚い!」と話してたことや、「ありがとう バイバイ」と最後に笑顔で電車に乗って行った姿を見て、間違っても【日本で優しいおばちゃん】ではなく、【日本で優しい素敵な女性】に会ったと、思ってくれんだろうね!と、思った事は彼が去ったホームでの事。