水背です。
先日、最近江別にできたという蔦屋書店に行ってきました。
少し前に何やら大きな本屋ができたというようなうわさは聞いていましたし、それらしき看板なども見かけていたのですが、まあ、普通の本屋だろう、ぐらいにしか思っていなかったのですが。
結果、だいぶ予想を良い方に外れた巨大な施設でしたね。
確かに本屋ではあるのですが、輸入食材のカルディやらスタバやら植物、コスメ、おもちゃなどの様々なテナントがあるほか、あまり見慣れないような食べ物屋さんなどもたくさん並んでいます。
そして、それぞれのコンセプトに合わせた本があちらこちらに点在するという、不思議な空間でした。
オープンから半年以上は経過しているようですが、店内は家族連れやら若者やらで結構な混雑具合でしたね。
札幌の街中にあるジュンク堂などは本の量で勝負している印象がありますが、この店舗は必ずしも本が売れることにこだわらない本屋であるように思えます。
なかなか新鮮で楽しいですよね。
ただ、一つ心配があるとすればどの程度この形態で営業していけるのだろうか、という不安でしょうか。
恐らくテナント料なども高めなのだと思いますが、中に入っている飲食店などは結構料金設定が高めなんですよね。
最初は物珍しさで来る人も多いかとは思いますが、果たしてどこまでリピーターを獲得できるのだろう、とは思います。
始めのうちは物珍しいテナントがたくさん並んでいた東札幌にあるイーアス札幌が、間もなく半ば廃墟に近いほど閑散とした有様になり、その後ユニクロやらGEOやらのよく見かけるようなテナントが入ることで何とか息を吹き返したさまが、どことなく連想されます。
まあ、本の物量ではどうやったってAmazonにはかなわないので、店舗としてできることの可能性を模索しているのだとは思います。
まあ、頑張ってほしいものです。
では。