ホロスコープを描くための計算 | KofB出版OfficialSite

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水背です。

6月頃に「ホロスコープの描き方」という記事を書いたわけですが、思い立って実際にその為の計算プログラムに取り組んでみました。

結論から言うと、実際にホロスコープを描く上での根幹となる、惑星とアセンダントの位置に関しては、以外とあっさり導き出せてしまいました。

こういった類にどの程度の精度が必要なのかはわかりませんが、実際にホロスコープを描いている他のサービスと比較してみたところ、それほど大きな誤差はないようです。

とりあえずこちらのWEB上でホロスコープを出す事ができるサイトと比較すると、惑星などの位置がおおよそ0度20~30分ほどの誤差でした。
また、フリーの占星術ソフトとして大手の「アマテル」と比較すると、0度10分以下の誤差です。

実用範囲だとは思います。

ちなみに、これら二つはどちらも「スイスエフェメリス」のデータを使用しているようですが、同じデータを利用していても計算結果は違うものなのですね。

ではどうやって計算したのか、というと、元々プラネタリウムを表示するためのプログラムを参考に、惑星の位置を計算する式のみを利用させてもらいました。

そもそも、ホロスコープというのは地球から見た宇宙の星の配置を球状に配置した天球儀を、地球から見た太陽の通り道である黄道で水平に切り、上から見下ろしたようなものであるようです。
そして惑星がどのサインにいるのか、というのは、要はその惑星の地心黄経の数値を求めなさい、という事だったわけです。
では具体的にどうやってその数値を求めるのか、というのはとても複雑で長い計算式が必要なので割愛しますが、一定の順序に則れば計算可能なものでした。
また、アセンダントとは黄道と地平線が東側で交わっている位置であるわけですが……こちらはプラネタリウム的計算は難しく、結構てこずりました。
が、なんとWikipediaにでかでかと計算式が載っているじゃないですか。
まあ、その為に必要な定数の計算なんかはしなきゃなりませんし、そもそもの三角関数の概念を理解したりとかもいけないんですがね。

何はともあれ、とりあえず無事に惑星とアセンダントの位置は導き出す事ができました。
これさえ分かればホロスコープを描くのは簡単……なはずです。

そのうちandroidアプリとして公開しようかと思いますので、お待ちください。

では。