最近、気が付いたことがある。美人とブスの違いは、単に対男コミュニケーションの経験量値の違いではないかとだ。知能や性格は個人に属する個体の属性だが美人とブスの差は、異性との接触量の差が大きく、その結果女性としての自意識の差に表れるように思える。

  単純に言えば、美人は見られることを知り見られることを意識する。ブスは見られることを疑問に思い見られることに疑いを抱くのだ。習慣的に学習して獲得した女性間の意識の違いだが社会が下す美人とブスの差別だ。人種差別や学歴差別と同様な構造であるようだ。

  男女平等、人種差別反対、格差社会解消などの運動がなかなか成果を出せないのは、人が持つ好悪の情緒的意識と深く結びついているためだろうか。