こんにちは。
声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。
お正月気分もすっかり抜けて、気が付けば1月も半分ほど過ぎています。
今年も残り11か月半ですね?(笑)
今年は元日から地震もあり、お正月気分にはなれませんでした。
今も極寒の中、避難生活を余儀なくされいる皆様にお見舞い申し上げます。
さて、昨日から「声と話し方コース講座」が始まりました。
おかげさまで定員の6人満席でのスタートです。
みなさん、年齢もバラバラで、個性豊かな方ばかりですが、
チームとしてとても素晴らしく、今後がとても楽しみです。
私が講座内でいつもお願いしていることの一つに、
「聞いていることを表現しよう!」があります。
どういうことかというと、
みなさん、自分が話すときは必死です。
笑顔で、口もしっかりあけて、伝えたい気持ちいっぱいに、一生懸命話してくださいます。
ただ、聞いている時はどうかというと、
気が抜けてしまって、無表情に聞いている方が多いです。
あるいは、笑顔にしているつもりでも、そう見えない。
自分が話すことが気になって、他の人の話は上の空で聞いている……
なんてことはありませんか?
私も昔はそんな感じでした。
アナウンサーという仕事は、
例えば対談番組をする場合、
もちろん相手の話をしっかり聞いて、次のインタビュー内容を考えなければなりません。
それだけでなく、タイムキーパーとして残り時間を気にしたり、
まとめとして何を話すかを考えていたり。
相手からすると、
「このアナウンサー、うなずいたり相槌を打ったりしてるけど、ちゃんと聞いてくれてるのかなぁ?」
と思われていたのかもしれません。
今となっては反省しきりです💦
人間は自分の話をしっかり聞いてくれる人は大好きです。
「聞き上手は話し上手」という言葉もあります。
実際には真剣に聞いていたとしても、それが相手に伝わらなければ困ります。
話を聞くときには、
「あなたの話をしっかり聞いていますよ」ということを表現してください。
具体的には、表情、相槌、うなずきでしょうか。
もちろん基本は笑顔です。
オンラインの場合は、ミュートにしていることも多いですし、相槌が打ちにくい状態です。
相槌に代わるものがうなずきですね。
それも、小刻みに何度もするより、大きくうなづく方が良いでしょう。
対面だと小さなうなづきでもわかりますが、オンラインだとわかりにくいです。
笑顔でしっかりうなづいてあげましょう。
そうすると、話をする方はとても話しやすくなります。
そして、きっと聞いている人を好きになります。
聞いていることを、ぜひ表現してください。