こんにちは。

声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。

 

今月のストアカ講座、「みんなで声トレ!」では、

金子みすゞの詩を朗読しています。

 

金子みすゞの詩は、繊細で優しく、豊かな感受性が感じられます。

しかも、難しい言葉は一切使わず、

子どもでもわかる言葉で書かれているのが、素晴らしいです。

 

有名な詩はたくさんありますが、

私が20年ほど前に出会い、衝撃を受けた詩は「つもった雪」です。

 

「つもった雪」 金子みすゞ

 

上の雪 

さむかろな

つめたい月がさしていて

 

下の雪

重かろな

何百人ものせていて

 

中の雪

さみしかろな

空も地面もみえないで

 

 

皆さん、雪の気持ちを考えたことがありますか?

私はまったくありません💦

 

しかも、みすゞは、上の雪、下の雪、中の雪、

それぞれを友達をいたわるように呼び掛けています。

 

私たちが普段見過ごしていることにも目を向けている、その視点に感動します。

受講された皆さんも、感動されています。

そして、それぞれの朗読がまた素晴らしいです。

 

今日は小学6年生も来てくれました。

上は80代の方もいらっしゃいます。

 

私がいつも思っていること。

朗読は「みんなちがって、みんないい!」

みすゞの言葉を拝借しています。

 

ぜひ、みなさんも声に出してみすゞの詩を朗読してみてください。