こんにちは。
声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。
私たちの声は、声帯で作られていることは皆さんご存じでしょう。
吐く息が気管を通り、声帯に送られ、声帯のひだの間を通ることで声帯が震え、
音が生まれます。
ただ、その時の音は、「ブー」という低いブザー音のようで、
まだ声とは言えないものです。
それが、のどや、口、鼻の空間に響いて(共鳴)、声になるのです。
ところで、声帯は変えられませんが、私たちは高い声や低い声を自由に出しています。
例えば、高い声を出している時は、私たちは無意識に声帯を輪ゴムのように引っ張り、
薄くして周波数を挙げています。
また、声帯の位置を上に上げて、声帯から口までの声道の距離を短くし、
高い声を出しています。
反対に低い声を出している時は、声帯の位置を下げています。
声帯の位置を自由にそして大きく動かすことができると良いですね。
音域が広く、自由にいろいろな声が出せます。
声優さんなどは、この声帯の位置を自由に変えていらっしゃいます。
これは、自分でも訓練ができます。
女性より男性の方が声帯の位置がわかりやすいのですが、
ぜひ、この声帯の位置を動かす気持ちでいろいろな声を出してみてください。
のどのトレーニングとしてもとても役に立ちます。
そろそろマスクを外しませんか?
コロナ禍が続き、口腔機能が低下している方が多いです。
ぜひ、声のトレーニングを始めてください。