こんにちは。

声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。

 

最近、古典の面白さにハマっています。

YouTubeでは、杜甫の漢詩、そして李白の漢詩を朗読しました。

 

ストアカの「みんなで声トレ!講座」では、3月は「竹取物語」の原文を朗読しています。

古典作品を朗読したいのは、私の独りよがりかも?と思ったりもしましたが、

結構、古典ファンは多いようです。

 

YouTubeで朗読したおよそ100の作品の中でも、

一番視聴されているのが、「百人一首」です。

そして、第二位が「論語」なのです。

 

「竹取物語」も、受講生さんが来てくださるのかなぁ?と、

ちょっと心配でしたが、こちらでも古典ファンは多くて、嬉しい悲鳴です。

 

学生の頃、古典や漢文の時間は、つまらない時間でした💦

先生がおじいちゃんで、それでなくても何を言っているのかわからない。

それに加えて、日本語であるのに、難しすぎる・・・などなど。

 

昔から古典が好きだった人は少数派のようです。

でも、大人になると古典の良さがわかるんです。

 

杜甫も李白もつらい人生を歩んでいました。

孔子の教えである論語も、今なら心に響きます。

竹取物語は、女性の地位が低かった時代に、かぐや姫の痛烈さが気持ちいいです。

百人一首は、恋をする素晴らしさ、悲しさを感じます。

 

そう、何千年前の人も、何百年前の人も、悩んでいることは現代人とあまり変わらない。

どんなに時代が変わっても、人間の本質は変わらないということですね。

 

なので、人生を重ねた今だからこそ、深く心に沁みます。

「あなたも、苦しいのよね」と寄り添うことできます。

 

そして、目で読むだけではなく、声に出して朗読すると、

今まで感じなかった文章のリズムを感じることができるのです。

 

ぜひ、古典朗読、聞いてみてください。

そしてできれば声に出してご自身で朗読してみてください。

 

学生時代に感じたものとは、まったく違う世界が見えてきますよ。