こんにちは。

声と話し方で人生を変えるトレーナーむくもとゆうこです。

 

最近いただいたお悩みです。

「ラ」が「ダ」に聞こえてしまいます。直す方法はありませんか?

実はこのお悩みは結構多いのです。

 

「ラ」と「ダ」は舌を置く位置が近いために、

きちんと使い分けなければ音が似てしまいます。

 

その結果、

「ありがとう」が「あでぃがとう」に、

「知らない」が「しだない」と聞こえたりします。

 

舌っ足らずに聞こえ、幼い印象、頼りない印象になってしまいます。

ビジネスにおいては、困りますね。

 

「ラ」と発音するとき、みなさんの舌は、どこに当たっていますか?

ちょっとやってみてください。

 

前の歯の付け根あたりでしょうか?

歯に舌は触れていますか?

それとも歯茎に触れていますか?

 

今度は「ダ」を発音してみてください。

舌はどこをはねていますか?

 

「ラ」よりは前をはねていませんか?

前歯の裏あたりですね。

 

そして、舌が上あごにくっつく面積はどうでしょう?

「ラ」よりも「ダ」の方が、べたっと広めにつくのではないでしょうか?

 

「ラ」が「ダ」に聞こえてしまう人は、

少し舌の位置を後ろにして、着ける面積を小さくする。

 

「ダ」が「ラ」に聞こえてしまう人は、

反対に、少し前に当てる。面積も広めに当てるようにしてみてください。

 

「ラ」と「ダ」の発音をを区別するには、舌を当てる位置と面積が大事です。

 

それを心がけるだけで、発音がずいぶん変わると思います。

 

YouTube「大人の朗読」で夢野久作「キャラメルと飴玉」をアップしました!爆  笑

コミカルで楽しい作品です。ぜひ聞いてみてください。