こんにちは。
「話す声」「聞く声」のトレーナーむくもとゆうこです。
今日は名詞のアクセントのお話。
あらゆる品詞の中で一番多いものが、名詞ですよね。
名詞のアクセントは、4つのアクセントの型が全部出てきます。
ここでおさらい。
共通語のアクセントの型は、
頭高型、平板型、中高型、尾高型の4つがあります。
名詞の中で、1拍語は2種類、2拍語は3種類、3拍語は4種類、5拍語は6種類・・・・・・
と、拍数によって種類が増えていくんです。
では、まずは1拍語から見ていきましょう。
実はこの1拍語のアクセントが一番ややこしかったりします💦
1拍語とは、「葉」「火」など、カナ一文字のことばです。
拗音(ようおん)の「茶」も1拍語です。
① 「葉が落ちる」を声に出して読んでみてください。
「ハガ」のところをどう発音しますか?
② 「歯が痛い」はどうでしょう?
「ハガ」のところをどう発音しますか?
共通語のアクセントでは、
① 「葉が落ちる」は「ハガオチル」(赤は高く、青は低く発音する部分)
となります。
葉っぱの「ハ」は低く始まり、助詞の「ガ」が高く上がって付きますね。
これを平板型と言います。
② 「歯が痛い」は「ハガイタイ」(赤は高く、青は低く発音する部分)
となります。
「歯が痛い」の「ハ」は高く始まり、助詞の「ガ」が低く下がって付きます。
これを頭高型と言います。
1拍名詞のアクセントは、この2種類です。
意味によってアクセントが変わる語もあります。
たとえば、
【平板型】 (背)セ (背中)「背を向ける」
「セヲ」
【頭高型】 (背)セ (背丈)「背が高い」
「セガ」となります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました
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